新生カーティスMCはコンフェデレートMCのリブランド!新型の電動バイク「Hera」も発表だと!?

かつてグレン・カーティスが1907年にV8エンジンを積んだバイクで当時の世界最速の218㎞/hをたたき出してから、およそ110年が経ちました。

彼と彼のバイクの遺伝子を引き継いだ電動バイクがカーティス・モーターサイクルズから発表されたので、彼ら自身の紹介もかねてそちらをご紹介していきます。

 

カーティス・モーターサイクルズとは?

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最近ご紹介した「EICMAでの振り切ったバイクブランド」で取り上げたConfederate Motorcyclesを皆さま覚えていらっしゃるでしょうか。店じまいをした彼らがリブランドして新しく立ち上げたのがこちらの「Curtiss Motorcycles」なんです!

 

アメリカンVツインの父とされているグレン・カーティスをリスペクトして、彼の精神を2018年に呼び起こそうというコンセプトの下、バイクを開発しているそうです。そんな彼らの代表作品と、今回発表した「Hera」についてこれからご紹介してまいります。

 

伝説のVツイン「Warhawk」

こちらの「Warhawk」というバイクはおそらく、Confederate Motorcycles時代のP-51 Combat Fighterをマイナーチェンジしたモデルだと考えられています。エグゾーストが下から座席の真下に移動したこと以外には、あまり差異がないことからたしかにそうだと思えますね。

 

参考までに、前モデルのP-51 Combat Fighterの写真をご覧ください。

 

「アメリカンVツイン」をしっかり意識して形成されたボディ、特徴的な円筒タンク、オイル残量がわかるシースルータンクなど、あらゆる遊び心が枚挙できるロマンの塊ともいうべきバイクですね。

 

価格はなんと105,000USドル(1,200万円)!見た目も価格も化け物ですね……。

 

新世代の先駆者「Zeus」

ギリシャ神話でも一番知名度の高いゼウス神の名を冠しているのはおそらくEVと雷をかけているんでしょうね。SFチックなデザインと、今まではエンジンがあった場所にぽっかりと穴が開いているさまはとても不思議な感情を抱かせます。

 

Curtiss Motorcycles時代の名残なのか、シースルータンクらしきものが取り付けられています。とっかかりのないデザインはやはり近未来のロボットを彷彿とさせます。

詳細スペックは以下の通りです。

出力:140kW/190HP

最大トルク:145 Pound Feet

航続距離:450㎞/充電

ホイールベース:1,562㎜

シート高:724mm

 

価格は60,000USドル(670万円)から!Warhawkよりもシンプルデザインな分、大幅に価格も抑えられています。

 

新生「Hera」

そしてこちらが今回新しく発表された電動バイクの「Hera」です。グレン・カーティスが世界最速を記録した際に乗っていたV8エンジン搭載バイクをオマージュしたもので、バッテリーパックをV8型に並べ、E-ツインモーターをその後部に設けています。

 

スイングアームはいままでと同じように特徴的な形をしており、シースルータンクらしきパーツもしっかりついています。ディスクホイールがのっぺりとした印象を演出しています。座席後部には極細のテールランプが設けられ、その上にひっそりと「HERA」の文字が入っています。

 

残念ながら発売日と価格は未公開ですが、おそらくZeusよりも価格は高く、よりハイパフォーマンスであることが予想されています。問題としては、電動バイクの開発は現時点では生産者側が勝手に盛り上がってるだけという印象が強く、消費者側が市場を認知していないのも相まって、失敗に終わる可能性があるということです。

 

Confederate Motorcycleの復活ともいえるカーティス・モーターサイクルズの登場でしたが、EVに着目しているのは果たして早すぎだったのではないかという心配はぬぐい切れませんね。少し話が大きくなりすぎてしまうかもしれませんが、エアコンや冷蔵庫などの家電と同じく、買い替え頻度が高くない商品がめまぐるしい技術進歩をしたところで、市場が比例的に拡大するわけではありませんから、電動バイクで盛り上がりすぎるのも考え物かもしれません。

以上、カーティス・モーターサイクルズと「Hera」のご紹介と、EVブームへの辛口コメントでした!

 

Curtiss Motorcycles

公式ホームページ