先日、海外の二輪情報サイトにホンダが中国にてニューモデルをリリースする、というネタが上がっていました。
当サイトでも昨年しっかりとフォローして記事化していましたね。
今回は、近い割にあまり知らない、中国のホンダ車についてご紹介してみましょう!
「戦鷹190X」は既に市販されていた!
上掲の過去記事でご紹介していた「戦鷹190X」は既に市販されていました!
シンプルな単気筒エンジンを、これまたシンプルなスチールフレームに搭載。倒立フロントフォーク&リアモノショック、それに前後ペタルディスクを採用しています。小振りで実用的(と思われる)スクリーンを装備する、なかなかに可愛らしいデュアルパーパス・モデルでした。
立派に見える車体ですが、サイズは全長×全幅×全高=2,121×821×1,268mm、ホイールベースは1,356mm。確かに大き目です。
エンジンは空冷4ストローク単気筒、総排気量は184cc。最高出力は11.8kW / 8,000rpm、最大トルクは15.3Nm / 7,000rpm。至って普通です。
ところが……
こ~んな感じのカタログ写真を眺めたり……
カラーバリエーションを豊富に4色も取り揃えています。彼の地では入魂の1台であることが伝わってきます。するとコチラも、魅力的に思えて来るから不思議なものです。
レプソルカラーもラインアップ!
中国には、こんなレプソル・カラーの市販車が存在しています。まずは150ccの「幻影150」。これまたシンプルな空冷4ストローク単気筒エンジン搭載車ですが、クラシカルなリア2本ショックがむしろ新鮮です!
更に、もう1台、コチラは125ccの「锋云125」。
そういえば日本でもヤマハが”Movistar Yamaha MotoGP Edition”を続々とリリースしています。
コレがヤマハの本命!台数限定で「YZF-R3/R25」Movistar Yamaha MotoGP Editionを発売!
ホンダも中国を見習って、こんなモデルを投入して欲しいものです。
コレが最新モデルだ!が、戦鷹190Xにソックリだ……
そしてコチラが先日発表された最新モデル。発表されたのは、系列会社”五洋ホンダ”の創立25周年記念パーティの席でのこと。
大変御目出度いパーティにて、このように盛大に発表された190ccの最新モデルなのですが……
あらためて良く見ると、フォークが正立であること、マフラーの取り出しが左右逆であること、パニアやエンジンガードといったアクセサリーが装着されていることを除いて、ほぼ「戦鷹190」と同じなんですよね。
既に販売されている「戦鷹190」は新大洲ホンダ系の取扱いなのですが、それに相当する五羊ホンダ系のモデル、と理解しました。
中国のホンダにはワクワクが一杯!
中国のホンダ、いかがでしたでしょうか?小排気量好きかつ珍車好きの筆者には、興味深い車両が沢山ラインアップされているように感じます。
お暇な方は、記事末尾の参考欄のリンクから、市販モデルを眺めてみると面白いと思いますよ。