“アニバーサリーモデル”……なんとも甘美な響きだと思いませんか?
先日、ホンダが世界に誇るプレジャーバイク「モンキー」の50周年アニバーサリーモデルが発売されましたね。
少し気が早いのですが、2018年は、どのモデルが”おめでたい”のかと申しますと……
お馴染みの「スーパーカブ」なんですね~。来年には、めでたく60歳になるのです。これまた快挙としか言いようがありませんね。
ホンダが特設サイトを立ち上げていた!
「2018年のことを今から騒ぐなよ!」と叱られてしまいそうですが、それには理由が。実は、ホンダ自身が早くも”Super Cub Anniversary“という特設サイトを立ち上げていたのです!
タイトル画像のような素敵なイラストを掲載したトップページから、ご覧のような歴史的な初代モデルの開発をイントロダクションとして、Vol.7まで掲載するようです。
コレが初代カブ! ホンダ「C100」
今回のスペシャルサイトVol.1で紹介されているのが、初代カブ「C100」。1958年8月に発売が開始されました。
初代スーパーカブは、創業者の故本田宗一郎が陣頭指揮を取り、使い勝手に優れ、誰もが気軽に乗れる新しい二輪車として開発されました。当時は2ストロークエンジンが主流でしたが、経済性、耐久性等に優れた、画期的な高性能な総排気量50ccの4ストロークOHVエンジンを搭載していました。
乗り降りが容易にできる低床バックボーンフレームや、足元への泥はねや走行風を低減させる大型樹脂製のレッグシールドを装備するなど、独創的で斬新なデザインを実現していました。
50周年アニバーサリーモデルもありました!
そして、2008年7月には「スーパーカブ」と「リトルカブ」の”50周年アニバーサリー”モデルが発売されていました!
スペシャルカラーの採用、サイドカバーへの「50th ANNIVERSARY」の記念エンブレム装備など、とても可愛らしい仕様でした。
60周年アニバーサリーは電動モデル!?
ここ数年、世界各地のモーターショーで、この「EV-Cub Concept」が展示さてきたことはご存知の方も少なくないでしょう。2016年2月には、代表取締役社長の八郷隆弘氏が会見で、
電動二輪車のEV-CUB Conceptをベースに量産化したEV-CUBを、2年後をめどに、日本で発売します。その後、カブシリーズの最大市場でもあるアセアン主要国に導入を計画。お客様の生活に根付いたカブを用いてEVの普及と、CO2の削減を目指します。
なんて思い切り言っていることを思い出します。
2016年の2年後と言えば2018年なわけで、それは「スーパーカブ」の60周年アニバーサリーにピタリと一致するのです。これは「60周年アニバーサリー」が電動モデルとしてリリースされるフラグでは?
いきなり全モデルが電動化されるとも思えませんが、「スーパーカブ」に大きな何かが起こる予兆を感じるべく、ホンダが開設した特設サイト”Super Cub Anniversary”を逐一チェックしておこうと思う筆者なのです。