東京モーターショーのプレスデーが開幕しました!早速、ホンダブースに展示された2モデルをご紹介しましょう!
ホンダが発表していた事前の出展概要より、「モンキー125」&「スーパーカブ125」など、小排気量車を中心に注目していた筆者ですが……
カフェレーサーのコンセプトモデルが登場!
なんと!カフェレーサーのコンセプトモデル「Neo Sports Café Concept」がリリースされました!!
実は当サイトでは、「Neo Sports Café Concept」の登場も報じてのではありますが……
それはホンダが公開したティザー動画にあったように、11月開催のミラノショーで発表されるのかと思っていました。何故に動画で”11月6日”としていたのか、謎でしかないですね。
それはさておき、コチラがサプライズ出展された「Neo Sports Café Concept」。もちろん世界初公開です。根源的な楽しさ、美しさと、新世代の車体パッケージングを融合させたネイキッドスポーツである、とされています。
全長:2,080mm×全幅:790mm×全高:1,090mmと、ビッグバイクの車格です。
ホンダによりますと、スポーツバイクと共に過ごしてきた長い経験を持つ大人のライダーに向けた、次世代ネイキッドスポーツのコンセプトスタディーが「Neo Sports Café Concept」。
スリリングかつ上質な走りを直感させる、エンジンと脚回りから成る力強く凝縮感溢れるプロポーションと、ネイキッドスポーツが本質的に欠くことができないエレメントのみで構成されたエレガントな佇まいを有しています。
それを支えるのは深い審美眼にかなう金属素材を中心とした高品位なディテールと、鋼板のみが持つテンションとしなやかさを併せ持つ造形のフューエルタンクの艶めかしい表情。
観て、乗って楽しむ……そんな二輪の根源的な楽しさと美しさを追求した、大人の感性に訴えかける提案です。
エンジンの種類や排気量についての公式な言及はありませんが、それなりにボリューム感があります。御覧の通り水冷直4であることから「CBR1000」用エンジンであると断言しているメディアもあります。
ラジエーターカバーやバックステップ等々に削り出しパーツを多用している点が、上記の”深い審美眼にかなう金属素材を中心とした高品位なディテール”に繋がるものなのでしょう。
フロントは倒立フォークにダブルディスク。良好なパフォーマンスを想起させる装備とされています。
対するリアは片持ちのモノショックとされています。ドゥカティやMVアグスタのようなストーリー性があるなかでの片持ち採用なら共感する部分ですが、ホンダは何故に……?
とは言え、せっかくの次世代ネイキッドスポーツのコンセプトモデルですから、ここは素直に称賛しておきましょう!
EVスクーター「PCX ELECTRIC」は市販予定車だ!
さて、もう1台のサプライズがコチラ!EVスクーターのコンセプトモデル「PCX ELECTRIC」を市販予定として世界初公開したのです!
高出力モーター採用のゼロエミッションPCX、それが「PCX ELECTRIC」です。定格出力は0.98kW、交流同期電動機と、容量1kW以上のリチウムイオンバッテリーを搭載しています。
市街地の交通環境に、より調和する動力性能を目指してHonda独自開発の高出力モーターと、着脱可能なHonda Mobile Power Packを搭載した電動スクーター。「PCX HYBRID」(同じく東京モーターショーで世界初公開)と共通のデザインを踏襲しつつ、EVコンポーネンツが一目で分かるデザインを採用。
EVモーターまわりに専用のリアハガーフェンダーを採用しクリーンで先進的なイメージを追求。カラーリングは、クリーンで上質なイメージのホワイトを基調に、ブルーとブラックのアクセントを配し、Honda独自開発のHonda Mobile Power Packのカラーリングともコーディネートを図ってします。
「PCX ELECTRIC」は先行するライバル車BMW「e evolution」とは異なるアプローチをしている点が注目であります。御覧のように、着脱可能な可搬式バッテリーを採用しているのです。
日本の住宅事情を考慮すると、電動アシスト自転車のような着脱可能な可搬式バッテリーが実用面で採用可能となれば、EVスクーターが伸びてくる芽があると言えるでしょう。
もちろん車載した状態で、家庭用100V電源からも充電可能とされています。
モンキー&スーパーカブは続編を待て!
いかがでしたでしょうか?ホンダがサプライズ投入した2台のモデルをご紹介しました!
皆さんも是非会場に足を運んで、実物をご覧になってくださいね!