いよいよ7月から「レジ袋の有料化」が始まりましたが、ぶっちゃけバイクでお弁当を買う時に困りますよね。今までは多少揺れても、レジ袋がお弁当の「汁」からバイクを守ってくれましたが、これからはなにもしなければダダ漏れ確定です。
すぐにはエコバッグを持つことを習慣にできないし、仮に用意しても汚したくないし、これは「バイクでお弁当を崩さず持って帰る方法」を考えなくてはいけませんね!
リアケース・サイドケースに入れる
リアケースやサイドケースがあるバイクなら、そこにお弁当を入れるのが一番確実な方法です。なるべくフラットな位置にお弁当を置いた上で、周りを他の荷物で囲めばほぼ振動で崩れることはありません。
また、ケース内にゴム紐を設置して、それでお弁当を押し付けて固定するのも一つの方法です。更に万が一の際に備えて、ケースの底面に新聞紙や広告を敷いておけば完璧です!ただし、夏はケース内に熱が篭りやすいので、長時間入れておくのはやめましょう。
リュックにそっと入れる
リュックはバイクの振動を拾いにくいので、実はお弁当を入れる場所として適しています。なるべく底面に入れたほうが安定するので、他の荷物と一緒に入れ方を工夫して「そっと」入れましょう。
更にリュックが防水仕様であれば、突然の雨でも濡れずにお弁当を運べます。ただし「バイク用」にできている場合は要注意。機密性が高いので、夏はお弁当のニオイが充満してしまうかもしれません。最近ではお弁当収納付きのリュックもあるので、それを検討してみるのも一つの手です。
くくりつけてタンデムする
お弁当くらいの大きさであれば、仮にシート幅が狭いバイクでも、くくりつけて「タンデム状態」で運ぶことはできます。側から見れば「お弁当屋さんのデリバリー」に見えるかもしれませんが、そこは気にせずに走りましょう。
ただし、走行中の振動をモロに受けてしまうこと、雨が降ったらお弁当が大変なことになってしまうこと……は覚悟しなければなりません。なお、誰かにタンデムしてもらい、お弁当を持ってもらう方法は大いにありです。二人分だとちょっとつらいところですが。胸元にいれて人肌で温めておきました!なんてわけにいかないですし……。
ハンドルにぶら下げると危ない!
仮にエコバッグを持っていたとしても、そこにお弁当を入れてハンドルにぶら下げて走行するのは危険です。街中ではよく見かける光景ですが、思わぬ危険が潜んでいます。
走行風でバタついたバッグが勝手にウインカーやキルスイッチ、最新のバイクならモード切り替えスイッチなどを押してしまう可能性があるので、やるならハンドルに「コンビニフック」を装着した上でぶら下げましょう。
また、ぶら下げる系の番外編としては、パンツのベルトループにバッグの紐を通して運ぶという荒技もあります。
結論:意外と奥が深いお弁当運び
お弁当は基本バイクで運ばないのが一番ですが、それでも運びたいのがバイカーというもの。振動で弁当がぐずれてしまったり、汁が垂れてバッグが汚れたり、雨に打たれて薄味になってもくじけてはいけません。いつか安全に運べる日を信じて……!
振動を与えず、なるべく傾けずといったバイカー側のテクニックも大切になってくるので、意外と奥が深いですよ。