2019年の前半に発売予定となっている「I-PACEコンセプト」。
この車は、コンセプトカーではなくジャガー初となる量産型ピュアEVモデル。
電気自動車として開発がすすめられ、ジャガーのもつパフォーマンスを実現した注目のSUVです。
世界10都市を巡る「ジャガー I-PACE eTRORHY」
ジャガーは2016年から、FIAフォーミュラEチャンピオンに参戦し、電気自動車におけるドライビングを追求しています。さらに2018年には、世界初のバッテリー式量産電気自動車の国際レースを立ち上げ活動。「ジャガー I-PACE eTRORHY」は、統一された仕様で戦う公道レースで世界10都市を巡ります。
レースでは、スペシャルビークルオペレーションズ(SVO)チームによって設計から開発、組み立てが行われ、高速走行のテストだけでなく未来のピュアEVテクノロジーの革新に向けて、新たな電気自動車の開発が進められています。
初のピュアEV!100㎞ / h到達まで約4秒!
ジャガーにとって初となるピュアEVには、圧倒的なトルクと先進のAWDシステム、エアロダイナミックデザインを採用。
「I-PACEコンセプト」は、700Nmのトルクと2台のモーターによって400psのパワーを誇り、時速100㎞に到達するまでに約4秒と驚異的な速さを実現しています。
ボディは、電気自動車として新たに設計、開発されたアルミニウム構造によって、レスポンスに優れた快適な加速を実現しています。
さらに、2つのモーターで駆動する高性能のAWDシステムを搭載し、スポーツカーのようなドライビングを楽しみつつ、どんな道路状況にも対応できる走行性能が確保されています。
これならどこへでも行ける!驚異のハイテクリチウムバッテリー!
バッテリーには、90kWhの容量をもつハイテクリチウムイオンバッテリーを使用し、1回の充電で走れる航続距離は500㎞。50kWのDC急速充電の採用によって、1時間30分ほどで80%の充電を可能にしています。
ディスプレイにも先進のテクノロジーを搭載。センターコンソールにあるタッチスクリーン、ステアリングホイール後方に車両の情報が表示されます。さらに、フルカラーのヘッドアップディスプレイによって、走行中必要な情報をフロントガラスに映し出すこともできます。
最先端技術を投入したジャガーの「I-PACEコンセプト」。
「ジャガー I-PACE eTRORHY」は、未来の電気自動車の性能が楽しめることもあり、今後のレース展開にも注目が集まりそうですね。
「I-PACEコンセプト」のスペック
全長×全高×全幅:4,680mm×1,560mm×1,890mm(欧州仕様)
内装(5人乗り)
リアラゲッジスペース:530L
フロントラゲッジスペース:36L