2019年発売予定!「KATANA」リバイバルを決断したスズキを今褒めずしてどうする!

2019年発売予定のモデルをツラツラと紹介しているのですが……筆者の好みにより、MVアグスタ「Supervelo 800」を、続いてBMWモトラッド「R 1250 GS Adventure」を取り上げました。

今回は満を持しての国内勢。ここ数年、全くヤル気を感じさせなかったスズキがリバイバルさせる「KATANA」を紹介してみましょう!

 

近年のスズキからはヤル気を感じなかった……

リバイバルされる「KATANA」の前に、鈴菌さんに罵倒されることも覚悟のうえで、ここ数年来のスズキの体たらくを厳しく凶弾させていただきます。

 

国内メーカー唯一の125ccスーパースポーツ!スズキ「GSX-R125 ABS」の動画が公開!

2016年の「GSX-R125 ABS」を除いては、スズキは力を入れたニューモデルを投入してくれなかったではありませんか……

 

小さいながらも立派なアドベンチャーツアラー!遂にスズキ「V-Strom 250」の国内販売が開始!

アドベンチャースポーツ・シリーズの最小排気量モデルとして「V-Strom 250」を投入したり……

 

スズキの外しテク、ここに極まれり!エクスターカラーを外した3色で「GSX250R」が国内発売!

長らく待たされた「GSX250R」が発売されたりもしましたが……

悪いバイクでは無いのでしょうけど、コレがスズキの250ccクラス・スーパースポーツモデルかと言うと、そうでも無く……ちょっとガッカリした鈴菌さんも少なくなかったはず。

 

【ミラノショー2017情報】スズキ「SV650X」市販モデルを発表!そこにスズキ魂を見た!

忘れられないのが「SV650X」。2016年の東京モーターサイクルショーで「SV650 RALLY CONCEPT」を公開して以降、さっぱり進化しないままに時が過ぎ、そのまま市販化されたスポーツモデルです。スズキらしさ全開、脱力感満載のモデルでした。

軽さと細さ、経済性を両立する車両そのものは良い出来でしたが「何でそんなに時間掛ったの?」という疑問は拭えず……でした。

 

やればできる子、スズキさん!「KATANA」をリバイバル!

そんなスズキが2019年発売を明言してインターモト2018で世界初公開したのが、コチラの「KATANA」。

スズキさんは、やればできる子!世界中から歓声があがったのでした。

 

というワケで、あらためて「KATANA」を見てみましょう。日本語版の公式リリースによりますと……

新型「KATANA」は、1980年のケルンモーターショーに出品し、日本刀をイメージした前衛的なデザインで世界のバイクファンの注目を集めた「GSX1100S KATANA」を原点とする新型モデルである。開発にあたっては、スズキのものづくりの精神と「KATANA」の歴史を背景に、「スズキらしさ」と「KATANAらしさ」を表現することに注力した。その結果、鍛錬を重ねた日本刀のように、他にはない個性的かつ前衛的なデザインと現代の最新技術を併せ持つ、全く新しい「KATANA」が誕生した。

とあります。

 

コチラが元祖カタナ!ハンス・ムート(ターゲットデザイン所属のインダストリアルデザイナー)の手による斬新なカウルデザインが特徴でした。が、エクステリアだけでなく、ハイパワーの空冷4気筒エンジンと、前19インチ、後17インチサイズの前後ホイールが織りなす独特のライディングフィールは、今乗っても新鮮です、多分……。

 

さて、再び新型「KATANA」に話を戻します。ベースとされたのはスズキが誇るスーパースポーツ・モデルの最高峰「GSX-R1000」。ですが実際には、そのネイキッド版である「GSX-S1000」がベースと思われます。

両車のスペックを比較してみますと、ホイールベースは1,460mmと同一。新型「KATANA」の車両重量は215kgと、「GSX-S1000」の206kgより7kg重いです。が、コレは魅力的な外装を搭載する分の税金だと思って目を瞑れるポイントでしょう。画像とホイールベースから判断する限り、前後サスペンション、ブレーキは「GSX-S1000」と同一と思われます。前後ホイール(タイヤ)サイズも、前120/70ZR17、後190/50ZR17と一緒です。

 

参考のため、「GSX-S1000」2018年モデルの画像を掲載しておきます。コレはコレで完成度が高いデザインですが、外装で印象が大きく変わっていることが分かりますね。

 

続いてはエンジン。「GSX-S1000」とほぼ同一のスペックです。総排気量は998cc。ボア×ストローク:73.4mm × 59.0mm、圧縮比は12.2。元々は「GSX‐R1000」をベースに改良された水冷直列4気筒DOHC4バルブエンジン。最高出力は110 kW @ 10,000 rpm(150 PS)、最大トルクは 108.0 Nm @ 9,500rpmを絞り出します。

英国スズキのウェブサイトには、

 

ベースとされた「GSX-S1000」と同じく、Suzuki Clutch Assist System(SCAS)を搭載しています。

近年の大排気量スポーツモデルには標準装備されつつある機構ですが、もちろん新型「KATANA」も抜かりなし、です。

 

続いては排気系。新型「KATANA」では4-2-1を採用。1-4と2-3を同調させる構造とキャタライザー、メインマフラーの形状も「GSX-S1000」を引き継いでいます。

 

現在、英国スズキの公式サイトに掲載されているカラーラインナップは、シルバーとブラックの2色。元祖を考慮すると妥当ですね。

そうそう、タンク容量は12Lと控え目です。小まめな給油が欠かせませんが、それもまぁ良しとしましょう!

 

新型「KATANA」は良いのか悪いのか?

ということで、ざっくり申し上げますと、新型「KATANA」は「GSX-S1000」に素敵な刀外装を被せたネオレトロ、という感じのバイクです。その評価は、海外と日本では結構異なっているようです。海外では単純に「懐かし~」「カッコいい!」という称賛の声が多い様子。対する国内では、同様に歓喜の声が多数上がる一方で、否定的な声も聞かれます。

が、筆者は声を大にして言いたい。「今褒めずして何時スズキを褒めるのか? 林修先生に聞いてみ」と……。この短期間で新型「KATANA」を登場させてくれるスズキさんに敬意を表したいと思うのです。アップハンドルだけは、もう少し工夫して欲しかったですが……

SUZUKI

静岡県浜松市南区高塚町300

公式ホームページ