ただいま開催中の第44回東京モーターショー2015のカワサキブースにて日本初公開となったのが、昨今人気の原付二種クラスであり、Zシリーズの末っ子「Z125PRO」だ。
なお「Z125」は自動遠心式クラッチで、「Z125PRO」はマニュアルクラッチモデルとなっている。
コンパクトなボディとは裏腹に本格的な装備が魅力
高張力鋼管バックボーンフレームに、新設計の125cc空冷単気筒SOHC2バルブエンジンを搭載し、全長1700mm、シート高780mm、車輌重量101kgと、非常にコンパクトにまとめあげられている。
また、30mm倒立式フロントフォークや、オフセットレイダウンリヤサスペンション、前後ペタルブレーキディスク、前後12インチアルミキャストホイールなど、パフォーマンスを重視した本格的な装備となっている。
外装もヘッドライトやエンジンシュラウド、メーターパネルにいたるまで、「Z」シリーズの名に相応しいアグレッシブなデザインに仕上げられている。
カラーリングは3色展開
カラーリングは3色用意されており、こちらはカワサキ定番のキャンディライムグリーン。
キャンディバーントオレンジ
メタリックグラファイトグレー
プロモーションムービーもある!
こちらのプロモーションムービーで、エグゾーストノートも聴くことができる。なお、ストーリー設定についてはあえて触れないとしよう。
日本での販売や価格は未定となっているが、原付二種クラスのライバルであるホンダ「グロム」に対抗すべく、早めの日本導入が予想される。
グロムと人気を二分できるほどのポテンシャルを十二分に持ち合わせた「Z125/Z125PRO」。今のうちから日本上陸を待ちわびている方も多いのではないだろうか。一足早く乗ることができる東南アジアのライダーに嫉妬せずにはいられない。
【参考】グロムとZ125PROの比較
<グロム>
エンジン種類:空冷4ストロークOHC単気筒
総排気量:124cc
最高出力:7.2kW[9.8PS]/7,000rpm
最大トルク:11N・m[1.1kgf・m]/5,250rpm
車両重量:102kg
全長×全幅×全高(mm):1,760×755×1,010
タイヤ:F120/70-12 51L、R130/70-12 56L
<Z125PRO>
エンジン種類:空冷4ストロークSOHC単気筒
総排気量:125cc
最高出力:7.0kW[9.5PS]/8,000rpm
最大トルク:9.5N・m[0.97kgf・m]/6,000rpm
車両重量:101kg
全長×全幅×全高(mm):1,700×750×1,005
タイヤ:F100/90-12 49J、R120/70-12 51L
参考 – カワサキ:Z125PRO、Youtube : 2016 Z125 PRO Promotion Video (Full ver.)