「PUMA(プーマ)」といえば、スニーカーなどのスポーツメーカーとして有名ですよね。
しかし実は同社が2009年に二輪業界へ進出すべく、バイクのコンセプトモデルがあったのをご存知でしょうか。今回は、そんな世にも珍しいプーマのコンセプトバイクについてご紹介いたします。
プーマのコンセプトバイクとは?
実際のところCADでしか設計されず、プロトタイプ製作までは至っていないので、詳細が不明なままでしたが、それもそのはず。
実はこれはイギリスにあるコヴェントリー大学の学生だったKarl Sanders(カール・サンダース)氏が、大学生として最後の年にCADで設計したモデルなのです。
にしても良くできたコンセプトモデルですね。
剛性の高そうなメインフレームのラインや、テール部分のフォルムは、プーマのモーターサイクル・ウェアにインスパイアされています。フロントの倒立フォークや、大口径ディスクなど、実現してもおかしくないレベルですね。
動画もございましたので、ぜひご覧ください。
こんなバイクが実際にあったような…
思い出しました! 以前『ピーナッツ?むし?なんだ…このカタツムリ電動バイクは!?』でご紹介いたしました、オーストリアにあるJOHAMMER社が製作した電動バイク「Johammer J1」に似ているのです。
ということは、2009年にプーマのコンセプトモデルをCADで描いていたカール・サンダース氏は、かなり時代の先を行っていたことになりますね。
いかがだったでしょうか。
もしかしたら、プーマがモーターサイクル・ウェアを発売していることすら知らなかった方も多いのではないでしょうか。
スポーツで培ったテクノロジーを落とし込んだライディング・ブーツなどには定評がありますので、気になった方はチェックしてみてください。
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参考 – Youtube : Puma Motorcycle Concept