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大人の自由工作。レゴで等身大バイク「ブリッテンV1000」を作ってみた

大人の自由工作。レゴで等身大バイク「ブリッテンV1000」を作ってみた

大きなバケツに入ったカラフルなブロック「レゴ」は幼少の頃から慣れ親しんだという人も多いハズ。子供の発想力や創造性を刺激しますし、最近ではプログラミングの勉強に使われたりもしています。

 

そのレゴを使って、等身大のバイクを作ってしまった人たちがいました。それだけでも夢のような話なのに、作りあげた車種は知る人ぞ知る「ブリッテンV1000」。憧れのバイクをレゴで作るなんてロマンがあって心ときめきますね。

ブリッテンV1000という名車を知っている人も知らない人も、ドキドキがとまらない動画を紹介します。見終わった後には、ネットでレゴを注文しちゃうかも……。

 

ブリッテンV1000ってどんなバイク?

大人の自由工作。レゴで等身大バイク「ブリッテンV1000」を作ってみた

ニュージーランド出身のエンジニアであるジョン・ブリッテンが独自で製作したV型2気筒1000ccの手作りレーシングバイクです。エンジンはもちろんの事、パーツ関係はほぼ自作。ブレーキとタイヤ、ギアボックス、サスペンション以外は自作と言われています。

 

そんな個人の手作りバイクが、国際レースという場で大企業のファクトリーバイクをぶっちぎり、勝利を重ねたという歴史的にも有名なバイクなのです。総生産台数は、わずかに10台。製作をしたジョン・ブリッテンも若くして亡くなってしまったので、もう彼の作るマスターピースを見ることは叶いません。

 

日本でも筑波サーキットで走行したしたことがあり、多くの日本人ファンがその姿を見に集まったそうです。現存する10台に関しては、博物館や世界のコレクターが所有しているとか。どんな人が所有しているんでしょうね。

こちらから実写のディテールや走行シーンが確認できます。

 

実車は作れないけどレゴで作ってみた

自作でバイクを作ろうと思ったジョン・ブリッテンはもちろんすごいけれど、それをレゴで作ろうと思った人達もすごいと思いませんか?

セクシーささえも感じられるブリッテンV1000が組みあがっていく姿は圧巻!細部までこだわった、きめ細やかな作業をご覧ください。鮮やかなカラーリングにも注目です。

 

大人の自由工作。レゴで等身大バイク「ブリッテンV1000」を作ってみた

まずはタイヤから。四角いブロックでタイヤの丸さを表現するのは素人目にもとても難しい作業です。時折頭をかかえながら作業をする男性を見ると、やはり並々ならぬ努力と忍耐力が必要なのだとわかります。

以前、テレビ番組の特集で日本人のレゴビルダーさんが「四角いブロックで曲線を表現するのがレゴの醍醐味」と言っていたことを思い出しました。

 

大人の自由工作。レゴで等身大バイク「ブリッテンV1000」を作ってみた

その醍醐味と言われる曲線がとてもきれいに見える、タイヤ部分とブレーキディスクが形としてハッキリしてきましたね。ブロックとは思えない丸さにほれぼれします。

 

大人の自由工作。レゴで等身大バイク「ブリッテンV1000」を作ってみた

作業スペースでは緻密な作業が数人で行われています。作業者の隣にはレゴで作られたキャラクターも。このキャラクターもかなりの大作に思えますが、これを上回るくらいの作品を作り上げていくのだと思うとワクワクせずにはいられません。

 

大人の自由工作。レゴで等身大バイク「ブリッテンV1000」を作ってみた

フレームが組まれ、バイクらしくなってきたと思いませんか?「Britten」や「Mobill1」の文字もブロックで作成していると思うと、もう頭が上がりません。

でも、こういった細かい部分を忠実に作り上げるというところが、モノ作りに携わる人たちの素晴らしさだと思います。

 

大人の自由工作。レゴで等身大バイク「ブリッテンV1000」を作ってみた

そして、フェンダーやハーフカウルが出来上がってきました。レゴって言われなかったら、本物のバイクのように見えますよね。どう見てもバイクの修理をしているようにしか見えないのは私だけでしょうか。

 

大人の自由工作。レゴで等身大バイク「ブリッテンV1000」を作ってみた

そして出来上がりがこちら。

鮮やかなカラーリングのブリッテンV1000がいまここに復活!!とでも言いたくなるような精巧さ。しかもミニチュアではなく、等身大ですよ。こんなに素敵なレゴバイクを製作してくれて、天国のジョン・ブリッテンも喜んでいるのではないでしょうか。

まだまだ外出自粛が続いている県もありますし、自宅でできる趣味を新しくもつ人も多いと思います。レゴは子供だけではなく、大人も楽しめます。無心で好きな物を作るのは、時間を忘れて夢中になれそうですね。

 

Writer: jaychay

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