ハーレーダビッドソンの電動スポーツバイクとしてセンセーショナルなデビューを果たした「LiveWire」。
当初の心配事は航続距離でしたが、なんと急速充電のトラブルに見舞われ販売中止にまで追い込まれ、すっかりプロジェクトライブワイヤーは頓挫したものと思っていました。
ところが、LiveWire is alive!ハーレーから独立した会社となり復活を遂げ、なんと既にヨーロッパでは受注が始まっており、間もなく納車が始まろうとしているのです。
LiveWire「One」にモデル名を変更!魅力は不変!
このような攻めた走りができる電動スポーツバイクがLiveWire「One」。社名がLiveWireになったことはお伝えした通りですが、それにともなってモデル名が「One」に変更されていました。
スポーツライディングを楽しめる電動バイク、というコンセプトは不変です。
こちらが4月下旬よりヨーロッパで納車が始まるという「One」。バッテリー容量は15.4kWh、最高出力は75kW、車両重量は255kgです。
注目すべきは電動バイクらしく113Nmという高トルクを誇ります!
それでも一目でLiveWireだと分かるエクステリアは据え置きで非常に魅力的です。
フロントフォークにはSHOWA製倒立タイプSFFを採用。前ブレーキはブレンボ製モノブロック4ピストンラジアルマウントを採用しています。
リアショックには同じくSHOWA製のBFRCをチョイス。これで足回りの性能、信頼性ともにバッチリです。
ちなみに心配事であった急速充電ですが、0-80%が40分と、オリジナルのLiveWireから変わりありません。
LiveWire「One」は3カラーから選べる!

LiveWire「One」2023年モデル:ニンバスグレー
カラーラインアップは全3色で、冒頭から掲載している黒はリキッドブラックと、こちらのニンバスグレー。

LiveWire「One」2023年モデル:ナイトフォールブルー
それに爽やかなナイトフォールブルーが用意されています。
ヨーロッパでのお値段はドイツでは2万4,990ユーロ、フランスでは2万5,290ユーロ、イギリスでは2万2,990ポンドとなっており、日本円で言うと約325万円です。
スポーツライディングを楽しめる電動モデルは貴重ですから、是非とも日本での発売に期待したいですね!
LiveWire「One」のスペック
バッテリー容量 | 15.4kWh |
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最高出力 | 75kW |
最大トルク | 113Nm |
全長(mm) | 2,136 |
最低地上高 | 130mm |
シート高 | 762mm |
変速機 | 無段 |
タイヤサイズ | F:120/70 ZR17、R:180/55 ZR17 |
カラー | リキッドブラック、ニンバスグレー、ナイトフォールブルー |
価格(税込) | 約2万5,000ユーロ(日本円:約325万円) |