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南インドのディープスポット。イケてる?バイクショップ行ってみた

近年二輪の販売台数が激増しているインド、都市部はまだしも地方に行けば悪路や未舗装の道を走ることも多々あるので、必然的にバイクの故障率は先進国と比べてかなり高くなっています。

 

そんなインド市民バイカーの救世主が、大通り沿いにポツポツと点在するバイクショップです。タイヤのエア入れから本格的な修理、中古車売買の仲介まで幅広く行っています。

筆者が滞在する南インドのゴア州にもそれはもうたくさん。中でも行きつけにしている渋いバイクショップ「LUCKY ENFIELD GARAGE 」は一見の価値がアリ。突撃レポートチックにその魅力をお伝えしたいと思います。

 

ターバンイケメンが待つ「LUCKY ENFIELD GARAGE」

この佇まい、看板の色褪せ方から既にいぶし銀の熟練工が出てきそうな雰囲気を出しているのが「 LUCKY ENFIELD GARAGE」 。出てきたのは意外に若そうで気さくなスキー君でした。

 

南インドでもゴアは旅行者が多く、観光の範囲が広いことからバイクのレンタルは必須。特に人気なのが、インド産バイクのロイヤルエンフィールドです。

LUCKY ENFIELD GARAGE は名前からも分かるように、ロイヤルエンフィールの修理に強いことをウリにしていて、筆者が尋ねた際も修理待ちが10台ほどところ狭しと並んでいました。この小さなガレージの厚い信頼を感じます。

 

ボスのスキー君はなんのバイクに乗っているのか尋ねてみると「去年売ってしまった」との答えが。現在はさいきほどの写真でスキー君の右に鎮座していたスクーターに乗っているそうです。LUCKY ENFIELD GARAGE では中古のバイクを売買している関係上、あまり1台にこだわらずにわりとサクサク乗り換えているようです。

 

ガレージ内は隠れ家感満載

壁掛け工具がまた老舗ガレージらしい。筆者もマネしたいですが、中でも気になるのが段々に飾られているめがねレンチです。「絶対使いこなせてないだろ」って量のめがねレンチをインテリア的に部屋の壁にかけておきたいです。もちろん筆者は雰囲気が楽しみたいだけですが……。

 

使い込まれた工具たちに囲まれたガネーシャ様。神棚的な場所に飾るわけではなく、結構ラフに設置されてます。

 

そしてもう1つ、このロイヤルエンフィールド純正パーツの段ボールです。インテリアとしてもガレージ感満載で渋くて良いんじゃないでしょうか。例えばベッドの下にやましいものを隠すにしても、これに入っていれば誰も開けません。だって、カッコいいから。所ジョージさんの自宅にもありそうですね。

 

この無造作に置かれたロイヤルエンフィールドの燃料タンク、頭文字のRの線が一本消えてしまって、”ポ”イヤルエンフィールドになっています。タンクのデザインも見どころの一つですから、こうなってしまっては外さざるを得ないですね。

ちなみにロイヤルエンフィールドの燃料タンクは、デザインやラインを職人による手描きで形作っています。まさに職人技!こればかりは街のガレージでは直せないのでしょう。

 

こちらがスキー君曰く、ガレージ内で最も古いロイヤルエンフィールド。何年型なのかは不明とのことですが、おそらく1980年代以前と目されています。メンテナンスすれば半世紀乗れちゃう、ロイヤルエンフィールドはまさに走る化石ィ!

 

「日本のカルチャーが好きだよ!特にサムライとか!サムライソードとか!サムライスピリッツとかね!」としきりに日本を褒めてくれたスキー君。昼の2時過ぎ、気温にして40度超え(体感)、灼熱の太陽を浴びたトタン屋根の下で、頭にターバンを巻いたインド人にサムライを褒め称えられるというなんとも不思議で暖かいひと時を過ごしてしまいました。

 

もしインドを旅することがあれば、バイクに乗って異国の風と文化をどんどん体験してみてください!気さくな人々や思いがけない風景と出会えること請け合いです。

そして、南インドはゴア州のアランボールという街に立ち寄ることがあれば、ぜひ LUCKY ENFIELD GARAGE まで!ターバンイケメンのスキー君がみなさんをお待ちしていますよ。

LUCKY ENFIELD GARAGE

Arambol Pernem GOA INDIA

定休日:日曜日

カイ高野

バイクはロイヤルエンフィールド推しの家族で世界を旅する流れ者。好きな言葉は「とりあえず肉焼こうよ!」目のつけどころがシャープでしょ?