春の陽気も漂ってきている今日このごろ。どこかへ出かけたくなってしまうくらい天気のいい日もありますが、右を見てもコロナ、左を見てもコロナという状況ではバイクと言えど、そうそう気軽に外へ飛び出すわけにはいきません。ソロツーリングもありかとは思いますが、良い行き先もパッとは思いつかないし……。
こんな時だからこそ、愛車のメンテナンスに取り組んでみることはベストな選択肢かもしれません。ソロツーにいくにしても、トラブルや事故にあわないよう備えも必要ですし。
ガレージに一人でこもれば大勢で密集することも、間近で誰かと会話することもありません。換気にも気をつければ、集団感染が起こりやすい3密を完全に避けることができちゃいます。
今回はそんなバイク乗りたちに役立つ、メンテナンス記事まとめをお送りします!
必要な工具を確認しよう
整備には、やはり最低限の道具は必須です。いずれもネットショップで安く手に入るので、ないものは注文しちゃいましょう。もちろんKTCやスナップオンなど、名のしれたメーカー製のほうが手に馴染んでいいですが、最初は5,000円もしない工具セットでも十分です。
まずは定期メンテを覚えよう
今までメンテナンスはショップ任せだったという初心者には、定期的にチェックすべきところから。タイヤの空気圧測定はゲージがないと難しいですが、安いものは1,000円台で買えちゃいます。もちろん、注文は通販を利用すると吉です。
普段乗ってて気になるところを総点検!
定期メンテナンスを覚えたら、あとはトラブルシューティング。普段から気になっているところを総チェックしちゃいましょう。
始動性が悪い時はプラグを疑おう
セルを回してもエンジンがかかりづらいことが多いときは、プラグの劣化を疑いましょう。一度外してみて、状態を確認してみるとよいです。
ブレーキの点検
ライダーの命綱ともいえるブレーキ。効きが悪くなってきた?と思う前に確認したいところです。
キーキー鳴いてしまう、なんてあからさまな症状があるときはこちらを参考にしてみてください。
意外と簡単なオイル交換
少々揃える道具が多く、廃油処理もちょっとめんどくさいものの、作業自体はそんなに難しくありません。バイクショップに気軽に出入りするのもはばかられる今だからこそ挑戦してみては。自分でやったときの満足感はひとしおです。
長期戦を見越して冬眠させる
コロナウイルスの脅威がいつ去るともしれない状況ですから、冬の時期のように長期保管をしてしまうのも手です。バイクをカバーで覆うとともに、あふれるライディング欲求を一旦封じ込めてしまいましょう。
テレワークでバイクに乗れていないという方は、バッテリーに注意。コロナが終息していざ乗ろうと思っても、セルがまわらない!なんてことにならないようにバッテリー端子ははずしておきましょう。
乗れない間も楽しめるバイクの娯楽はたくさんあります。今の状況ではバイクショップに入り浸るのはオススメできませんが……。
とにかくバイクを磨き続ける、なんてのも乙なものですよ。見る見るピカピカになっていくパーツを見て、恍惚となっている自分がいることでしょう。
おわりに:先を見据えて行動を
もちろん、よりエンスーな人は割れたカウルの修理やエンジンのオーバーホールなど、できるだけ、やりたいだけバイクと向き合ってもらうのが一番だと思います。自由にバイクに乗れる日は必ず来ますから、それまでに愛車を完調に仕上げちゃいましょう。
どうしても外出しなければならないときはくれぐれも慎重に行動を。
ライダー同士力を合わせて困難を乗り切りましょう!