男を上げる不朽の名作!伝説的なバイク映画たちをおさらい!

バイクに乗るきっかけは十人十色。身近な誰かが乗っていた、たまたま見かけた誰かがカッコよかったもしくは羨ましかった、マンガの影響を受けた、もちろん誰に追随するわけでもなく物心ついたときから乗りたかったという人もいるでしょう。

 

そうした「憧れ」をピンポイントにつくべく作られたものが・・・・・・そう、映画です。実際、バイクが主題の映画を見たばかりに幻滅したという人はそう多くないはずです(白いバイクの公務員がくれるチケットで見れる映画を除く)。

現在でこそあまり多くはありませんが、1980年代のバイクブーム時はメインストリームのひとつでした。当時の人気を煽るかのように公開された名作をご紹介します。

 

熱いNinja愛「トップガン」

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トム・クルーズが主演し、パイロットの成長と恋模様を巧みに演じた1986年公開のアメリカ映画。これがバイクに乗るきっかけという人は多いですね。しかしながら当時の筆者は四輪に傾倒気味だったこともあって、純粋にミリオタ・ヒコーキオタ視点全開で観てしまったので、「Ninjaが!」と熱く語られても、「そういやバイクで走ってたね」くらいの印象しかなかったりします(笑)。

2020年12月には続編が公開予定。筆者は変わらずヒコーキ目線で見てしまうかと思いますが、少なからず含まれているバイクシーンの中には、一作目をオマージュしたものも多いようで楽しみですね!

 

世紀末カスタムが目白押し「マッドマックス」

Photo by JOOINN.Creative Commons

メル・ギブソン主演の1978年に公開されたSF映画。当時の世相を反映したディストピアが描かれています。公開時、筆者は小学生だったので、さすがに映画館では観ていません。その後TVの映画番組で初めて観たころも、トーカッター率いる暴走族に襲われた若いカップルの彼氏のほうが、血まみれの尻丸出しで逃げているシーンの意味がわからない時分でした。

この映画に憧れてバイク乗りになったと公言してしまうと、社会的立場を失ってしまうかもしれませんので注意が必要ですが、登場するバイクやクルマのレプリカを製作した方もそこそこ見ますし、この映画がバイクに乗るきっかけという人も少なからずいることでしょう。

 

ドラッグマシンでもないのに、後続から足の裏全て見えるほど極端に後退させたバックステップと巨大なフロントカウルを装備した、グースのマシンはよくレプリカの元ネタになっていますね。

スーパーチャージャーの描写にツッコミどころがあるのは、少しばかり残念なところだったりもします。

 

世界観や表現・演出を深読みした映画ファンからは高い評価があるようですが、2作目以降はバイクファンとして観ると少々がっかりするかもしれません。

 

レーサーの仕草に憧れた「汚れた英雄」

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レーサーの栄光と挫折を描いた1982年公開の邦画。今でもドラマや映画でひっぱりだこの草刈正雄さんが主演でした。

当時部活で競泳をやっていた筆者は、冒頭シーンを真似て選手紹介の後にもう一度椅子に座って、ジッパーをわざとゆっくりと「下ろしたり」、日々の筋トレで捻りを加えた腹筋をしたりしていました。

バイクに乗れるようになってから、必要もないのに押しがけを多用していたのも多分この映画のせいです。

親父の影響で元々原作を読んでいたため、ずいぶん狭い範囲で切り取っての別の物語のような印象もありながらも、主演の草刈正雄の(今では結構笑えてしまう)クールなダンディぶりや、バイザー越しには草刈本人に見えたりもする平忠彦のライディングシーンは、中学生には素直に「カッコいい」憧れの対象でした

 

メルヘンな世界が描かれた「彼のオートバイ彼女の島」

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「退屈な日常を抜け出して行こうぜ、片岡義男の世界へ」のルビに「メルヘン」と振ってあった某マンガ作品もあったように、リアルなバイカーほど「こうだったらいいのにな」と感じさせる異世界が繰り広げられる、バイクを通じて惹かれ合う男と女の恋を描いた小説が原作。そのポエミーな情景描写を大林宣彦監督が果敢に実写化した作品です。

主演はなんと、今ではコテコテの強面とドスを利かせた声やセリフまわしで売っている武内力。爽やかイケメンで登場するところもメルヘンな異世界に感じられるかもしれません。

 

各界に衝撃を及ぼした名作SF「AKIRA」

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(c) 1988マッシュルーム/アキラ製作委員会

世界中のSFに携わるクリエイターに影響を与えたといわれる原作マンガをもとに、1988年当時では史上最高の製作費をかけて完成させたアニメ映画の傑作です。2020年4月には4Kリマスター版が発売されるほど、いまだに世界的な人気を誇っています。

よく内容とともに語られがちなのが、物語中に登場して一定の役割を担う「金田のバイク」

冷静に見ると、このライポジでガシガシ走るのは無理があるだろうとも思いますが、そこはSFですので電子制御云々ということになるのでしょうか?とはいえ現実世界においてレプリカマシンを作り上げた人も数多く、影響の大きさを物語っています。

序盤に描かれている世界は2019年だったりもしますが、金田のバイクほどの未来感を誇るバイクの登場はまだまだ先となりそうです。

 

以上、ネタバレを避けながら筆者の主観でざっくりとご紹介させていただきました。当時を知らない若い世代が見ても、共感できる部分が多くあることでしょう。バイクに惹かれる気持ちは時代を経ても変わらないのですから。

すでに見たという人もぜひ見直してみてください。映画は見る度に新しい発見があって楽しいですよ。

Kenn

Kenn

モノと生き物の境目が曖昧なちょっとイタい人。 バイク・クルマに限らず、作り手の情熱・魂の込もったモノに惹かれます。 DOS時代から名乗っているハンドルなので、某声優のほうが後発デスヨ