待ちに待ったウィンタースポーツの季節がやってきました!スキーやスノーボードなど、さまざまな乗り物がありますが、最近ではスノーシューやエアボードなんかも流行っていますね。ところで、みなさんはスノーモービル(スノーモビル)を運転したことはありますか?バイクの免許が必要なく、誰でも気軽に体験することができるので、冬のアクティビティの中でも絶大な人気を誇ります。
しかし、スノーモービルの唯一の弱点といえば、ヘビー級の重さではないでしょうか。もっと軽くてコンパクト、かつ操作性や静音性にも優れたスノーモービルがあれば良いのに……。アルプス生まれのスノーモービル「Moon Bike(ムーンバイク)」がその悩みを解決してくれます!
電動スノーモービル「Moon Bike(ムーンバイク)」
ムーンバイク、フランス・アルプスの田舎町アヌシーで生まれました。山を愛するCEOのニコラス・ムロンが率いるチームが、環境保護と山を探求する目的で、世界初となる電動のスノーモービルを製作。
そんなムーンバイクの特徴ですが、コンパクトなサイズながら42km/hという最高速を誇ります。また、連続稼働時間ですが、シングルバッテリーで1.5時間、デュアルバッテリーで3時間ほど遊ぶことができます。距離にして約65キロ(デュアルバッテリーの場合)ですので、遊びだけではなく様々な用途でも十分に活用できるスタミナを持ち合わせています。
さらにトルクが125 LB.FT(約170Nm)もあるので、40度の急勾配でも余裕で登ることが可能。もちろん内燃機エンジン&ガソリンを使わない電動モビリティなので、高い環境性能と静穏性にも優れています。
車に積載できるコンパクトサイズ
特筆すべきポイントは、スノーモービル唯一の弱点を克服していること!一般的なスノーモービルの乾燥重量は平均的で200kgほどに対し、ムーンバイクはたったの74kg +バッテリー13kg(一個あたり)になります。125ccバイクよりも軽い、と言えばその軽さが伝わることでしょう。
全長も一般的なスノーモービルに比べ、1メートルほど短い2,248mmなので、ハイエースなどのワンゴンタイプのクルマであれば積載が可能です。そこまで重量がないので、大人が2人いれば簡単に持ち上げることができます。
スキー場でレンタルできたら面白そう
扱いやすいコンパクト設計&軽重なので、未経験者でもムーンバイクなら手軽にスノーモービルを体験することができそうですね!
ウィンターシーズンに積雪でクローズしてしまうトレイルコースなどに導入したら流行りそうな気が…。(というかどこかでやってほしい!!)
さて、非常に魅力的なムーンバイクですが、当然のことながら公道はおろか雪がないところでは走れません。
完全に趣味の一環になってしまいますが、無性に欲しくなってしまうのは筆者だけでしょうか…。いつの日か、日本で体験できることを願っています。
商品名:ムーンバイク
カラー:ホワイト/レッド
全長×全幅×トラック幅(mm):2,248×705×254
定格出力:3.0kW
最大トルク:125 LB.FT(約170Nm)
価格:8,400ドル(日本円:約96万4,000円)
追加バッテリー:1,800ドル(日本円:約20万4,000円)