「ナイトライダー」といえば、1982年9月〜1986年8月までNBCテレビで紹介されたアメリカの特撮ドラマで、日本でも高い人気がありました。そんなナイトライダーを真似た作品がYouTubeに投稿されているのはご存知でしょうか?
しかも主人公の相棒は人工知能搭載のドリームカーではなく、なんとペダル付きのバイク「モペッド」となっています。
https://www.youtube.com/watch?v=iByp3UoloAM
一見するとかなりお茶目な劇のようにも見えますが、出演しているのは当時のナイトライダーの主演を務めていた「デビッド・ハッセルホフ」が出演しています。一体なぜこのような映像ができたのかというと、元々はドイツのバイク売買スマホアプリ「mobile.de」の広告宣伝のために作られたのです。
登場するモペッドのおかげでかなり微笑ましい映像となっていますが、出演している人やカットシーンなどはかなりこだわって作られており、銃撃戦もコミカルながら、かなりリアルに表現されています。
今回は、そんなナイトライダーならぬモペッドライダーの動画について詳しく見ていきましょう!
ナイトライダーってどんな番組?
「テケリリ、テケリリ」と聞き覚えのあるBGMと共に登場するナイトライダー。音楽だけなら聴いたことがある人もいらっしゃると思います。
そもそもナイトライダーって一体どのような番組だったのでしょうか?1980年代にヒットした作品であるため、若い世代の人だと知らない人も多いはずですので、少しご紹介させていただきますね。
主人公のマイケル・ナイト(デビッド・ハッセルホフ)は私立探偵機関の調査員で、愛車の喋る車である「K.I.T.T.(キット)」こと「ナイト2000」と共に様々な事件を解決する物語です。地元アメリカでの人気もちろん高く、シーズン4まで放送しました。
飛んで喋るドリームカーK.I.T.T.「ナイト2000」
ナイトライダーの看板キャラクターとも言えるのが、主人公と共に活躍する飛んで喋るドリームカーK.I.T.T.「ナイト2000」です。人工知能が搭載されており、車でありながら人間の言葉を喋るので有名です。ナイト2000の登場はこの番組の醍醐味でもありますね。
今でこそ人工知能の認知が広まってきていますが、80年代の当時からすると、かなり斬新な設定だったようです。また、完全に停止した状態から0.2秒で時速100km/hに達します。
ほかにも、ナイト2000は水平距離15mの距離をジャンプして移動することができます。シーズン2では最大角60度までジャンプ可能に調整されました。
モペッドライダーの全貌を見てみましょう
それでは「モペッドライダー」の映像を見てみましょう!とある街中で強盗時間が起こり、犯人はモペッドバイクに乗って逃走を始めます。
そして探偵機関の調査員である主人公のマイケル・ナイトもモペッドに乗って犯人を追いかけます。
いよいよ追いつかれると思った犯人はモペッドに乗りながらマイケルに銃を発砲。しかしそれをかわすマイケル。
犯人は立体駐車場に逃げ込み、マイケルから逃れようとします。
しかしマイケルは犯人を発見!屋上まで追い詰めます。立体駐車場でエネルギー切れを起こた両者は全力でペダルを漕ぐものの、いよいよ押して走るハメになります。
屋上に犯人を追い込んだマイケル。しかし出てきた棟が違ったため、メガブースト(人力)を作動して屋上から飛び移ることを決行!しかし勢いが足りず地面に落下するのです。
マイケルは無事でしたが、落下したモペッドはバラバラに砕け散ります。
そのあとは何を思ったのか、マイケルは「ナイトライダー」に登場したドリームカーK.I.T.T.「ナイト2000」をスマホで見つけて満面の笑み。あまりの切り替えの速さに、モペッドがちょっとかわいそうな結末になりました。
まとめ
ナイトライダー ならぬ、モペッドライダーの映像についてご紹介しました。最後まで見てみるとアプリの宣伝と言うことがわかりますが、当時の俳優を起用しながらユーモアを交えた作品に仕上げられています。
この辺りは、さすが海外の作品と言えるかもしれませんね。当時の映像を知っている人であれば、必見間違いなしです!