今に伝わるモトグッツィのアイコンである縦置Vツインエンジンを搭載した「V7」がリリースされてから50周年を迎えることは、当サイトでも既にお伝えした通りです。
モトグッツィ本社でも、それを祝って「V7 Annivarsario」を発表、市販が予定されています。
それは「V7 III」をベースに、メッキパーツを多用しつつ、より上質な仕上げを各部に施した、750台限定モデルとされる予定です。
企画はオランダのアパレルメーカー”Vanguard”
今回ご紹介するのは、その「V7 III Annivarsario」と同じく「V7」50周年を記念して、オランドのアパレル・ブランド”Vanguard”が企画・製造したカフェレーサー「V7 Annivarsary」です。
“Vanguard”と”Moto Guzzi”と言えば、当サイトで過去にご紹介した1台の素晴らしいカスタムバイクを思い出す方もいらっしゃることでしょう。
https://forride.jp/motorcycle/moto-guzzi-v8-replica
それは、V8エンジン搭載、ダストビン・フェアリングを纏った伝説のGPレーサー「V8」をモチーフにしたクルーザーでした。
さて、詳しく「V7 Annivarasry」を見て行きましょう。
“Vangurad”から伝えられたイメージをデザインに落とし込んだのは、スイスの”Gannnet Desing”。そして実際の車両製作作業を請け負ったのは、オランダのカスタムビルダー”Wrench King”です。
“Gannet Design”では、カフェレーサー・スタイルを美しく仕上げるべく、若干前のめりのスタイルにデザインしています。
しかし、この美しいカフェレーサーのキモとなるのは、あるモノを意識したブルーのカラーリング。
低く構えたクリップオン・ハンドルとロケットカウルに眼が奪われ勝ちですが、注目すべきは、ブルージーンズを想起させるタンクのカラーリング!
と申しますのも、”Vanguard”は冒頭でも記した通り、アパレルブランド。この美しいカフェレーサーは、「V7 Annivarsary Jeans」の発売をプロモーションするための車両だったのです。
ということで、美しいシングルシートのレザーは、ジーンズのレザーパッチにマッチさせたデザインが採用されている、とのことです。
いかがでしたでしょうか? アパレルブランドがプロデュースした「V7 Annivarsary」。その美しいエクステリアと、ジーンズを想起させるカスタムペイントが魅力のモデルでした。
ちなみに、ご覧のジーンズ「V7 Annivarsary Jeans」はネット通販でも購入可能なようですので、欲しい方はどうぞ!