速さと美しさを両立する、個性溢れるイタリアンバイクに魅了される方は少なくありません。当サイトにおいても、最近だけでも……
新型V4搭載スーパースポーツを開発中のドゥカティや……
お家芸の経営危機真っ最中とは言え、限定モデルを続々と投入するMVアグスタをご紹介しています。
が、ここの所、常に大人しいのがモトグッツィです。
ご存知の方も多いことと思いますが、2017年は、現在では同社のアイデンティティとなっている縦置きVツインエンジン搭載初号機「V7」誕生から50周年という大きな節目を迎えているのですが……
「V9 ボバー」ベースのライトカスタム!
そんなモトグッツィ(本社)が、「V9ボバー」をベースにサラッとライトカスタムを施した1台を発表しました。それがこの「V9ボバー オープンハウス」です。
ご参考までに、ノーマル車両を掲載しておきます。
この「V9ボバー オープンハウス」、一見するとノーマル車両との違いが分かり難いライトカスタムなのですが……
例えば、ガソリンタンクがブラックタンクに、またミラーもバーエンドタイプに変更されているほか……
アルミ製のインストゥルメント・カバーが装着されています。
モトグッツィの小物攻勢は続きます(笑)
上掲のインストゥルメント・カバーの下、ライトフレームも、オリジナルのメッキからブラックに変更されていました! 細かい……
更に……フロントフェンダー&ステーもブラックに統一されています。そして……
これまたブラックの、シリンダーヘッド・プロテクション・キットを装備していました!
ということで、このモトグッツィ本社が製作したカスタム車両、実は純正アクセサリーをテンコ盛りした、デモ車のようなもの。
ブラックで統一した小物類で、渋くまとめられていますね。
いかがでしたでしょうか?伝説のモデル「V7 Special」誕生から50周年を迎えた2017年に発表するには地味過ぎるライトカスタム「V9ボバー オープンハウス」。ここに掲載した純正アクセサリーは全て日本でも購入可能となっています。ですので、軽~くカスタムしたい方には、参考になったのではないでしょうか?
実は本車両、「オープンハウス」というモトグッツィ本社の開放日イベントでの試乗用として製作されたモデルなのだとか。それを聞いて納得しつつ、「もう少し頑張ってくれよモトグッツィ……」とため息が出た筆者でございます。