昨秋にチューンドバージョンの「MT-10 SP」が追加されて、ハイパーネイキッドとして順調に認知を拡大しているヤマハ「MT-10」ですが……
新たにヨーロッパで「MT-10 Tourer Edition」なるニューモデルが発表されました!
ヤマハ「MT-10 Tourer Edition」
コチラが「MT-10 Tourer Edition」。モデル名のとおり、「MT-10」をベースにツーリング仕様に仕立てられた特別仕様車。レッキとした市販車です。
スタジオフォトをご覧いただけばお分かりかと思いますが、元々ツアラーとして設計されたのかしら、と思わせる素晴らしい完成度の高さです。
コチラがノーマル。ツアラーの必須アイテムが、美しく搭載されています。
左右のパニアとスクリーンが目に付くところですが、変更点はそれだけではありません。
以下、ディテールをご紹介しましょう。
MT-10 Tourer Editionのディテール
純正らしくスマートに搭載されたスクリーン。決して大型ではありませんが……
なかなかに風防効果が高そうです。ツアラーとしては必須装備と言えましょう。
ヨーロッパで人気の「Tom Tom Rider 410」GPSナビが199ユーロというスペシャル価格(通常は399ユーロ)にて装備可能となっています。
また車体左右にはABS製パニアを搭載。これまたツアラーに必須のアイテムです。容量は明記されていませんが、意外と小柄。スポーツ性を維持する狙いが透けて見えます。
そして良く見ると、長距離走行時の快適性を高めるため、幅広かつ厚めの専用シートを採用しています。高級感溢れる表皮はスウェード調のようで、ステッチも美しいです。
ハンドルに眼をやると、ナックルガードを装備しています。
これらパーツは単体でも購入可能だそうですが、「MT-10 Tourer Edition」という特別仕様車として購入すると割安になるそうです。
国内販売にも期待したい!
しか~し、残念ながら日本国内では、R-1系4気筒エンジンを搭載する「MT-10」自体が未発売という悲しい現実が……
昨秋追加された「MT-10 SP」ともども、ヤマハさんは国内販売のタイミングを見計らっているのでしょう! 一日も早い国内販売に期待したいものですね。