イタリアの走る宝石MVアグスタ。その最高峰レンジが”RC”であることは、もはや説明不要かと思います。
“RC”とはRepalto Corse=レース部門の頭文字。FIMスーパーバイク世界選手権を戦う同社のレース部門が市販車をチューニングした証として付されるのが”RC”レンジです。
2016年秋に発表された「F4 RC」2017年モデルも当サイトではご紹介していますが、それは速く、そして美しいモデルでした。
WSBKホモロゲーション獲得のために製造されるのが、公道走行可能ながら(ほぼ)レーシングモデルの「F4 RC」。超ショートストロークの直列4気筒1,000ccエンジンは、公道仕様の最高出力151kW、レース仕様では158kW / 13,600rpmでした。
MV AGUSTA F4 RC 2018年モデル画像が公開!
コチラが今回公開された「F4 RC」2018年モデルです!
今回は画像のみが先行公開されておりまして、各部仕様は不明なままですが……パッと見たところは、美しいトレリスフレームやオーリンズ製品の前後足回りなどは前年モデルを踏襲しているようです。
2017年モデルでは、フロントフォークは窒化チタンコーティングが施されたオーリンズ倒立。ブレーキは320mmディスクにブレンボGP4ピストンキャリパーの組み合わせでした。
独特な形状のフェアリング、それにMVアグスタらしさ溢れるカラーリングは、前年モデルから受け継がれていますね。
カーボン製のテールカウルは前年モデルからデザインが変更されていますね!
2018年モデルでも排気系は”SC”製品が採用されていますが、これは間違いなくフルチタン製でしょうね。
リアアームはMV AGUSTA の代名詞、当然のように片持ちです。
2017年モデルのリアショックはフロントと同じくオーリンズのTTX、リアブレーキは210mmディスクに4ピストンキャリパーが装備されていましたが、2018年モデルはどうなるのでしょうか?
ご覧のように2018年モデルでは、ホイールがレッドにペイントされています。よりアグレッシブな印象ですね!
いかがでしたでしょうか?速さと美しさを両立させた世界最高峰のモーターサイクルと断言したくなるMVアグスタ「F4 RC」。
そのスペックやお値段、それに販売台数は……これまた未発表です。ミラノショーでお披露目されることでしょう!座して待ちたい魅力的なモデルです!!