新型コロナウイルスの蔓延により、感染リスクの低いパーソナルコミューターとして見直されつつあるバイクですが、中でもミドルサイズスクーターが世界的に注目を集めています。
今回はそんなミドルサイズスクーターの中でも、BMWモトラッド「C400X」のハイクオリティーなカスタムキットについてご紹介いたします。
C400Xでヨーロピアン!?
ノーマルでも十分にかっこいいスクーター「C400X」ですが、そんなスタイリッシュな同モデルを大胆にもヨーロピアンスタイルへと、しかもボルトオンで簡単に変身できるキットがあります。それが、NMOTOの販売する「Golden Age KIT」。
NMOTOは、BMWをベースにボルトオンでビンテージルックに変身できるカスタムパーツを製造・販売するパーツメーカーです。
ベースはBMWのミドルサイズスクーター「C400X」
まずはベース車両となる、BMWのミドルサイズスクーター「C400X」について簡単にご紹介します。
同モデルは、アドベンチャーモデル特有のフォルムもしかり、丁度良いサイズ感に定評があります。また、ABSやオートマチック・スタビリティ・コントロール(ASC)が標準装備されているので、安全性の高さも評価されています。
「C 400 X」のスペック
価格:86万5,000円(税込)〜
エンジン:水冷4ストローク単気筒
排気量:349cc
最高出力:25kW (34 hp) / 7.500rpm
最大トルク:35Nm / 6,000rpm
燃料消費率(WMTCモード値・1名乗車時):28.57km / L
全長・全幅・全高:2,210・780・1,310mm
シート高:775mm
車両重量:205kg
燃料タンク:12.8L
これが「Golden Age KIT」だ!
そしていきなりですが、こちらがC400XにGolden Age KITを装着した完成形です。
どうですか?もはや原型が何か分からないほどノスタルジックなフォルムに変身しましたね。流線型のラインは、ヨーロピアンスタイルかつ往年のクラシックカーを彷彿させます。なお、フロントグリルはクルマの方のBMWではお馴染みの”キドニーグリル”風デザイン。
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そもそもアーバンルックで凛々しいスタイリングのC400Xが、Golden Age KIT装着でここまで変身してしまうとは……。しかもボルトオンで。これは購買意欲をそそられます。ちなみに商品価格は7,900ドル(約87万4,000円)で今年の8月に納品開始とのこと。※キット自体は未塗装
RnineT用「R SEVENT KIT」もあり!
そして、NMOTOではGolden Age KITの他にも、BMW「RnineT」を1934年モデルの「R7」に変身できる「R SEVENT KIT」もあるのです!こちらは、6,950ドル(約77万円)で購入できます。
当たり前ですが、ボルトオンキットなので、溶接・切断・穴あけ加工等がなく、ポン付けで取付が可能です!逆に考えればいつでも簡単に元の姿に戻せるのです。
ご自身でカスタムするのが好きな週末ガレージビルダーであれば共感してもらえると思いますが、中国やアメリカのボルトオンキットは、基本的に要加工が当たり前ですからね。ボルトオンの定義とは……。
もう手に入らない限定版
さらにクセの強いこちらのR SEVENT KITは限定版になります。
通常版との大きな違いは全体にゴールドのインレーが施され、トップカバーはプラチナ、リムはゴールドメッキがあしらわれるなど、豪華仕様になっています。また、エンジンのシリンダーカバーはビレットから削り出されており、贅沢にも彫金が施されています。
「Golden Age KIT」は100セット限定!
話が前後してしまいましたが、このGolden Age KITは100セット限定販売となっています。購入方法は、NMOTOのWEBサイトにある応募フォームから必要事項を記載ください。
今後もBMWをベースにしたボルトオンキットが発売されるかもしれないので、BMWユーザーはNMOTOのWEBサイトをこまめにチェック!
筆者が期待しているのは、1200GSでR100GS風ボルトオンキットですね。