イギリスのノートンが、マン島TTレーサー譲りの公道バージョンを開発中であるという噂は、以前当サイトにて検証したのですが…、ここへ来てノートン本社よりプロモーション動画が公開されましたので、ご紹介いたしましょう!
ノートン「V4」公道モデルとは?
かねてより開発が噂されていたノートン「V4」公道モデルですが、公式に発表されているのは上のイラストのみ。海外情報誌によると、マン島TTレーサー譲りのアプリリア製エンジン(シリンダーバンク角など大改造)を独自開発シャシーに搭載するとされています。
また、2つのバージョンが存在し、レプリカ・バージョンはクローム塗装されたカーボン外装と鍛造ホイールを装備、もう一つのバージョンではカーボン外装、カーボンタンクに、南アフリカのBST社製カーボンホイールを装備する予定です。
プロモーション動画を見れば解る!
動画はシートカウルのアップから始まります。ジョンブルの誇りを明示すべく、ユニオンジャックが配されています。クローム塗装されていますので、コレはレプリカ・バージョンということですね。それにしてもカッコいい!
エンジンはアプリリア製のV4、排気量は1,200cc。公道モデルは純粋なレーサーでないので(排気量に制限がない)、排気量がアップされており、最高出力は200馬力が目標値!
注目すべきは、車体がイギリス国内のドニントン工場にて、ハンドメイド・ハンドビルドされるという点。フレームのポリッシュ、そしてTIG溶接のビードが美しい!
両モデルともに外装類は基本的にカーボン製ですが、コチラはクローム塗装されていないカーボン仕上げ。レプリカ・バージョンではない方のモデルでしょう。クローム仕上げも良いですが、カーボン仕上げもシックでカッコイイですね。
フレーム同様にポリッシュ仕上げが施されたアルミ製リアアーム。公開さいれているイラストの通り片持ちです!
コレが南アフリカのBST社製カーボンホイール!
それでは最後に動画をご覧ください!
実車は11月に公開予定!
世界限定200台、販売価格は4万ポンド(約540万円)を想定している、このハイスペックなV4モデル。
実車はイギリスで11月に開催させるイベント「Motorcycle Live Show」にて発表される予定です。新しい情報が入り次第、続報としてお伝えいたします!