カタコト英語だけでOK!海外バイクツーリングコミュニケーション術

海外の広大な自然の中でツーリングしたい。観光地ではなくちょっと郊外にも出てみたい。そんな思いを持っていませんか?でもさまざまなハードルがあってなかなか踏み出せませんよね。

真っ先に思いつく不安が「言葉の違い」です。バイクを借りるときには借りたいという意思を伝えなくてはいけませんし、ツーリングで郊外に行くと人々が観光客慣れしていないためより大きな言葉の壁が存在します。

 

でもそこで諦めなくても大丈夫です。実は現地の言葉が離せないどころか、むしろ英語が苦手でも全く問題ありません。ジェスチャーだけでも大丈夫ですし、加えてカタコトの英語が話せれば十分すぎるくらいなんです。

 

観光地は英語が通じる

ハワイやグアムなど多くの日本人が行く観光地は日本語が意外と通じます。相手は何千もの日本人を接客してきたプロなので、こちらの意図を上手に汲み取ってくれるほど。

もっといえば世界中から多種多様な人々が訪れる場所なら、グローバルな英語が通用するのは当たり前。ホテルに来る人はホテルに泊まりたい、レンタルバイク屋に来る人はバイクを借りたいに決まっています。シチュエーションごとに使う英語は大抵決まっているので、それさえ押さえておけば心配ありませんよ。

 

バイクレンタルのフレーズはたったこれだけ

例えば、レンタルバイクショップを訪れたとしましょう。借り終わるまでにやり取りする内容は中学英語程度です。

 

お客さん「Hello. I’d like to rend a motorcycle.(こんにちは。バイクを貸りたいです)」

バイク屋「Hello, Which one do you like?(こんにちは。どのバイクがいいですか?)」

お客さん「I’ll take this.(このバイクにします)」

バイク屋「OK. Please sign these documents.(わかりました。書類にサインをお願いします。)」

お客さん「OK. (わかりました)」

バイク屋「This will be 〇〇$.(料金は〇〇ドルです)」

お客さん「OK. Here you are.(わかりました。どうぞ。) 」

バイク屋「Thank you. You can use this helmet.(ありがとうございます。このヘルメットを使ってください)」

お客さん「OK.(わかりました)」

バイク屋「Have a nice trip!(良い旅を!)」

 

客側は最初こそバイクを借りたいという意思を英語で伝えていますが、後半は「OK」の連続です。多少の文法間違いは気にしないことが大切。なんとなくフィーリングが伝わって意思疎通できれば問題ありません。相手はバイクを貸すプロなので、会話を先導してくれますよ。

ただし、現地の人に場所を聞くときは間違っても「Bike」という言葉は使わないように。使うとしても「Motorbike」にしましょう。海外では「Bike」は自転車しか連想しないので、下手すると自転車レンタル屋さんに案内されてしまいます。

 

バイク旅の醍醐味は郊外にアリ

バイクは借りたらおしまいではなく、もちろんそこからがツーリング旅の始まり。観光用に作られた立派な都市を回るのも乙なものですが、せっかく自由な”足”を手に入れたのにもったいない!その国の本物の文化を感じられる郊外に行くのが醍醐味ってものです。

 

英語が通じるならカタコトでOK

ただ、郊外ともなると相手も観光客に慣れていません。英語が通じるにしてもあまりキレイな言葉にはなっていないことも間々あります。そうなると、互いにカンタンなフレーズだけでやり取りしていることも多く、覚えておくべき表現も少ないんです。

 

  • Hello.(こんにちは)
  • Thank you.(ありがとう)
  • Sorry.(すみません)
  • I’d like to 〜.(〜がしたいです)
  • I’ll have 〜.(〜にします)
  • I have a booking.(予約してあります)
  • This one.(これにします)
  • Check, please.(お会計お願いします)

 

例えばバイクを借りるとき英文をド忘れしたら「motercycle…rental…」と単語のみを言うだけでもいいですし、右手でアクセルをひねるジェスチャーも織り交ぜるとより効果的です。

単語だけで言うと失礼かなと感じますが、気にすることありません。日本に来た外国人がつたない日本語で「浅草……」と言えば「浅草に行きたいんだな」と思って案内しますよね。日本を楽しんで!と思う気持ちはあれど、そこに不快感はないはずです。

 

言葉が通じないときはジェスチャーなど

もちろん現地の言葉しか通じないこともよくあります。そういうときはノンバーバルコミュニケーションに頼りましょう。

 

頼りになるのはやはりジェスチャー。ご飯を食べる・ホテルに泊まるなど基本的なことは身振り手振りで大丈夫です。そういうとき、日本人らしい奥ゆかしさを発揮してはいけません。多少大げさでも、目や表情も使って全身で自分の意図を伝えてください。

現地の言葉が何千語も載っている指差し会話帳も便利です。ページを見せながら指をさすだけで意思が伝わりますし、現地を訪れる前に購入しておきましょう。

 

最近では、高性能化しているGoogle翻訳に頼るのも手です。スマートフォンに向かって話しかけたり文字を入力するだけで、数秒で現地の言葉に翻訳してくれますから。

 

言葉の違いなんてハードルじゃない

言葉の壁って大したことじゃないんです。日本への外国人観光客は近年では年間三千万人程度いますが、その中で日本語を話せる人はあまりいません。自分たちの言葉もほとんど通じない国に遊びに来て、満足して帰っていきます。

 

そう思えば、義務教育で英語を何年も勉強してきた私たちが海外に行くなんて大したハードルではないと思いませんか?一番不安なのは最初の一回だけです。とりあえず一歩踏み出せば、海外で自由気ままにツーリングする夢が実現できます。ぜひ、その国の本物の雰囲気を感じに行きましょう!

じゃこ

じゃこ

元バイクメーカー勤務で現職エンジニアのバックパッカーです。国内外の旅行先でツーリングするのが好き。最低限の仕事をしながら旅していた世捨て人。