MotoGPをはじめレースで培ったテクノロジーを市販モデルへフィードバックし、数々の高機能ヘルメットをリリースし続ける、ヘルメット界のトップランカー「SHOEI」。
今回は、同社のヨーロッパ子会社であるSHOEIヨーロッパより、最新モデルが発表となったのでご紹介したい。
X-TWELVEの後継モデル
今回発表となったモデルは「X-Spirit3」というフルフェイスタイプのヘルメット。こちらは、世界最高水準の空力性能を追求し生み出されたオンロード向けフラッグシップヘルメット「X-TWELVE」の後継モデルだ。
なおヨーロッパでは「X-TWELVE」というモデル名ではなく「X-Spirit2」という名前で販売されている。となると、「X-Spirit3」の日本でのモデル名は「X-THIRTEEN」となるのだろうか。
さらなるエアロダイナミクスの追求
“エアロエッジスポイラー2″や”ベンチレーション”など、数々の機能を盛り込み、エアロダイナミクスを追求したX-TWELVEの後継モデルである「X-Spirit3」は、
さらなる進化を遂げており、ヘルメット後部に可動式のフラップ、アゴ下部にもエアスポイラーが装備されている。また、チーク部分にベンチレーションも設けられ、より一層の機能改善に成功している。
マルク・マルケスも絶賛
MotoGPクラスチャンピオンのマルク・マルケス選手も、この「X-Spirit3」の設計に携わっており、その機能性に太鼓判を押している。
レースのノウハウをもとに設計された「X-Spirit3」は、300km/hを超える速度でも優れた空力性能を発揮するよう改良されたデザインとなっている。
カラーはブラック、マットブラック、ホワイトの3色展開で、価格は未定だ。
日本での発売は2016年を予定しているとのことで、今から期待せずにはいられない。