バイクの美しさをアートに例えることってありますよね? クラシックバイクの造形美が好きという方も少なくないと思います。そこで今回は、バイク好きならグッとくるに違いない素敵な作品「Singer GP」と、その製作者であるGianluca Ferrerini氏をご紹介しましょう。
Singer GP
作品名は「Singer GP」。由来はフレームをご覧いただければお分かりとの通り、フレームが「シンガー」のミシンだからですね。叩き出しロケットカウルが良く似合っています。今にも走り出しそう!
旅行カバンに収納できるサイズ
画像で見ると4ミニクラスの大きさかと思いきや、「Singer GP」はミシンがフレームだけあって、旅行カバンにスッポリと納まるほどのミニサイズです。
頭は空冷2ストロークエンジンのヘッドカバー
ちなみにライダーも製作済み。頭部は空冷2ストロークエンジンのヘッドカバーが使われており、もちろんこれもGianluca氏の作品です。
製作者のGianluca氏とは?
1960年生まれのGianluca氏。イタリアはサンレモにて、”Gianluca Ferrerini Creations and Mechanical Art”を主宰するアーティストであり、生粋のバイク好きです。彼の作品は、様々な機械の廃品で出来ており、ボルト&ナット締結または溶接・ろう接で作られています。接着剤を使用しないのは、機械好きである氏のコダワリですね。
他の作品も実に個性的!
漢たちが命を掛けてモノづくりしていた時代がインスピレーションとなって、オートバイ・クルマ・飛行機・時計・ロボットなどをモチーフにした作品を製作しています。
普段はアートと縁の無い筆者ですが、Gianluca氏の作品は一目で大ファンになりました。出来ることなら実物を見てみたい!と思える不思議な魅力のある作品ですね!
Writer:
Reggy