バイクに乗っていると、長時間同じ姿勢をとっている事が多いライダーはどうしてもどこか痛い所がでてきてしまいませんか?バイクの種類によってもライディングフォームが違ってくるので、痛くなる部位も違うのでしょうか。
今回は、バイク用品店のナップスが調査した「あなたがバイク走行時に疲労を感じる部分はどこですか?」を基にバイクに乗ってて痛くなる部位と対処法などを考えていきたいと思います。
※「ナップス調べ」現在普通自動二輪免許を保有し、125cc以上のバイクを所有しており、かつ過去1年以内にバイクを運転したと回答した20代~50代の全国の男女530名
1位:腰(46.4%)
どんなタイプのバイクでも、長時間乗っているとキツくなってくるのが腰ですよね。高速道路でツーリングに行くとついつい休憩を入れずに走ってしまう事なんかも多くあります。
高速を降りて、久しぶりの信号待ちで腰に手を当てて「アイタタタタ……」なんて行動も何度した事か。
対処法としてはどうでしょう。正しいフォームで乗れば腰への負担は少ないなんて話もあるけれど、ずっと正しいフォームで乗り続けるなんてのは至難の業。そんな時は、少しでも負担を減らすアイテムを使ってみるのはどうでしょうか。
バイク用の腰痛ベルト。腰椎から尾骨までの衝撃を吸収し分散させてくれるという優れもの。また、シートに座布団のように装着するゲルでできたシート「ゲルザブ」。
こういった腰痛防止アイテムを使用するのも、腰への負担を減らせるのではないでしょうか。
2位:首
筆者の中では1位であった首。ずっとセパハンのバイクに乗っていたので、とにかく首が痛かった。そして、この首の痛みは、頭痛へとつながるから厄介なのです。
ヘルメットをかぶって、同じ姿勢をとっていると首の筋肉が凝り固まり、神経を圧迫する事になり痛みが出てきます。
ヘルメットはだいたい1㎏から2㎏くらいの物が多いですよね。ヘルメットはかぶらない訳にはいきませんので、少しでも軽いヘルメットをかぶるというのも、少しは違ってくるかもしれません。
筆者は、バイクに乗る前にチタンのテープを貼ると首痛が軽減できました。
3位:肩
走行中に肩が凝るような感じがして肩が痛くなる事、よくありますよね。
バイクの種類やスタイルにもよりますが、ハンドルを少し手前に調整したりすると、楽になったりします。しかし、そういうレベルではないという肩コリのライダーも多いのではないでしょうか。
そんな肩コリライダーにおすすめなのが、つぼ膏です。そんなに大きくないのでカバンなどに忍ばせておいて、ちょっと肩が凝ったな~という時にペタッと貼れば肩コリも解消!
4位:手
これは女性ライダーの方が多いかもしれません。男性ライダーに比べて手が小さい女性ライダーはクラッチを握る手が痛くなる事が多いです。これは、クラッチを油圧式にしたりするなどクラッチを軽くする事で軽減されます。
また、振動で手の平が痛いというのもありますよね。長時間運転していると、スロットルを回す握力が無くなってくるのも、やはり握力を鍛えるとか、そんなレベルではありません。
ここは、道具に頼りましょう。スロットルアシストというアイテムがあります。これは、アクセルの開度を一定に保っておけるので、高速道路を走る時などに活躍します。
5位:眼
バイクを運転している時は、信号、歩行者、対向車、メーター、ミラーなど様々な動いている物をみていますよね。常にピント調節をしているので、眼精疲労につながります。また、目の乾きも眼精疲労につながるようです。
そんな時には、適度な休憩と目薬が良いようです。目薬で目に潤いを戻してあげましょう。
最後に
バイクに乗らない人に、そこまでしてバイクに乗りたい?って聞かれた事があります。ライダーは様々な個所に痛みを覚えながらも、上手く対処してライディングを楽しんでいるんですよね!
疲れを軽減して、楽しく安全にバイクライフを楽しみたいですね。