以前、レゴブロックでクルマを作ってしまったレゴ・フリークが話題になりましたが、まだまだ世の中には、変わった材料を元に何かを作り上げてしまうアーティストが数多くいます。
今回は、メガネ、スプーン、腕時計を元に、バイク模型を作ってしまったアーティストをご紹介いたします。
スプーンバイク!
アメリカのアーティストJim Rice氏がバイク模型の材料に選んだのは、なんとスプーン!
ちょっと「ゼロスタイル」を意識したようなフォルムももかっこいいです。
こちらはプライマリー側。エンジンのフィン部分には、エレガントなスプーンの持ち手部分を使用してます。
こちらはもう一台。
ヘッドライトの形状も実に巧妙です。
サイレンサーはスプーンを潰して丸めて作ってますね。
ちなみにこれらの作品は、WEBストアで通販可能ですが、1作品約55万円とかなり高額です。
続きまして腕時計を材料にしたバイク模型
ブラジル人アーティストのJose Geraldo Reis Pfau氏が、バイク模型の材料に選んだのは古い腕時計。
これらの作品の材料は、腕時計屋を営む友人から譲り受けているとのこと。
どこかで見たことのあるベゼルですね。
どこのパーツを使っているのかわからないものもありますね。
レザー素材のベルトをシートの材料にしてます。
ツアラーっぽい形状ですね。スクリーン部分はどの部分を用いたのか気になります。
タイヤが歪んでしまっていると、少々違和感があります。
スクランブラーのような形状のバイク模型もあります。これはちょっと欲しい!
これらの作品は、ブラジル国内の宝石フェアやアート作品の展示会などで展示しているようです。
さらにメガネバイクもある!
上記の腕時計を用いたバイク模型と同様の作者が、メガネを使ったバイク模型も作っています。
しかし、腕時計よりもだいぶ完成度が低く感じます。
これら2つも、フロントフォークとハンドルが無ければ、何がなんだかわかりません。
いかがだったでしょうか。実に様々な材料を用いて作品を作り上げるアーティストがいますね。
来年あたりには、使わなくなった”ガラケー”を用いたアート作品が出てきてもおかしくありませんね。
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参考 – EverlastingSpoonful、ODDITYCENTRAL : The Wristwatch Motorcycles of Jose Geraldo Reis Pfau