MotoGPがコロナで進化!? Stay at Home GPがインスタでバズる

コロナウイルスを理由にあらゆるイベントが中止もしくは延期となっている昨今。二輪ロードレースのトップカテゴリーであるMotoGP(ロードレース世界選手権)も例外ではなく、つい最近まで再開が危ぶまれていました。すでに今年の日本グランプリは中止されてしまいましたし、落胆しているファンもたくさんいることでしょう。

そんな中でもレースシーンが盛り上がるよう、MotoGPのライダーたち参加のバーチャルレースが配信されていました。世界最高峰クラスのライダーたちが普段は見せないほんわかとした光景や、プロのライントレースなど、見どころが盛り沢山。きれいなグラフィックは実際のレースさながらです。

 

日常の顔を見せるMotoGPライダーたち

バーチャルレース「Stay At Home GP」は、プレイステーション4のゲーム「 MotoGPシリーズ」とビデオ通話を駆使して実施されています。3月に配信された最初のレースには、レプソルホンダのマルク・マルケスやアルマプラックレーシングのフランチェスコ・バグナイアなど合計10名のMotoGPライダーが参加しました。

 

※画像はイメージです

世界最高峰のモータースポーツカテゴリーで活躍する彼らが各々の自宅にゲーム環境と通信環境を揃え、ヘルメットやレーシングスーツの代わりに私服を着てリラックスしながらレーススタート。筆者はスペイン語に幾分か通じているので、ところどころで聞こえてくる放送禁止用語になりかねないスラングに思わず吹き出してしまいましたが、ライントレースは本番さながらですし、なによりプレイ中のライダーたちの表情は真剣そのもの。ゲームでも高い集中力を発揮していることがわかります。

 

ちなみにすでに第4ラウンドまで開催済み。第1ラウンドを勝利したのはアレックス・マルケスで、第2ラウンドはフランチェスコ・バグナイア、第3戦はマーベリック・ビニャーレス、第4戦はアレックス・マルケスといった感じです。やはり20代の若年層の方が、ヴァーチャルへの親和性は高いということでしょうか。

 

ロードバイクでのレースも人気上昇中(ズイフト)

バーチャルレースで盛り上がる二輪レースは、バイクだけに留まりません。オンライン上でサイクリングを楽しめる「ズイフト」と呼ばれるゲームも人気を博しています。

 

こちらは先ほど紹介したMotoGPとは異なり、実車を使ってオンラインレースに参加するのがその大きな特徴です。必要なものは自転車、ローラー台とセンサー(どちらも持っていない場合にはスマートローラーでもOK)、インターネット端末、ネット環境、そして必要に応じてドングルと呼ばれる通信機器など。現状だとインターネット端末はiPhone、iPad、WindowsあるいはMac対応のパソコンのみの対応となっています。

 

レース中の自身のアバターが動きに合わせて反応したり、コースの勾配や空気抵抗が負荷となって再現されているなど、かなりリアルなフィードバックがあることが特長です。スペースがある程度必要になったり、ローラー台の騒音問題はありますが、自宅にいながら実際に近い負荷でロードレースに参加できるのは魅力といえるでしょう。

 

実車とゲームそれぞれの良さを楽しもう

新型コロナの影響という消極的理由から始まったバーチャルレースですが、見始めるとまた実際のレースとは違った面白さがあります。MotoGPも7月中旬からシーズンが再開されましたが、その後でもなんらかの形で新しいモータースポーツとして普及していくかも知れませんね。今後の展開が楽しみです。

ジョン スミス

ジョン スミス

XLR 250 BAJAで腕磨いてます。デミオでラリーに参戦中、目指せフル参戦。好きなバイクメーカーはイタリアのMV AGUSTA。