新型コロナの影響でMotoGPをはじめとして大小さまざまなバイクレースが中止となってしまいました。海外では続々と本格始動していますが、渡航にはまだまだハードルがあるのも事実。国内でもGoToトラベルが本格化したとはいえ、まだまだ根強い危機感を持っている人も多い状況です。
そこで見直したいのが、テレビやオンラインでのレース観戦。日本のレースだけでなく海外レースも視聴できますし、スポーツの試合以上に白熱の展開は、これまでレースに興味を持ってこなかった方々でもビール片手に盛り上がれること請け合いです。
お金もかからずむしろ快適な自宅観戦
もちろん現地の臨場感や人々の熱気、響きわたるエキゾーストサウンド、そして自分の目の前でコンマ1秒の戦いを繰り広げているという緊張感などは現地観戦だからこその魅力です。
でも、逆にそれがマイナスに働くことも。大音量のエギゾーストは慣れが必要ですし、混雑が苦手な人にとってはコレ以上の苦痛はありません。むしろ温かい快適な部屋で、のんびり落ち着いてレースを見守った方が楽しめます。それこそプロ野球やサッカーを見るような気軽さですから。
なにより自宅観戦なら入場料や交通費といったコストがかからないのもうれしいところ。せいぜい以下で紹介する有料チェンネルの月額費用と、飲み物くらいしか出費はかさみませんしね。
BSとスポーツ専門チャンネルを使い分けるのがポイント
今のところ地上波でバイクレースの生放送は行われていませんが、BSテレビの12チャンネルで全日本ロードレース選手権のダイジェストが、そして鈴鹿8時間耐久ロードレースは生中継で放送されています。残念ながら2020年の8耐は中止となりましたが、普及率の高いBSテレビで観ることができるという点では自宅バイクレース観戦の「登竜門」と呼んでも良いでしょう。
海外レースをテレビ観戦する方法の1には、「スカパー!」のレース専門チャンネルへ登録するのが定番です。二輪ロードレース 最高峰カテゴリーのMotoGPなら「日テレジータス」で、市販車ベースのマシンで繰り広げられるFIMスーパーバイク世界選手権やFIMワールドスーパースポーツ選手権なら「J SPORTS」で生放送や録画放送が行われています。
もちろんどちらのチャンネルも有料です。日テレジータスならスカパーの基本料金と日テレジータスのチャンネル登録料の合計1518円(税込)、そしてPCやタブレットなどでも視聴できるJ SPORTS オンデマンドなら月額1,980円(税込)となっています。
最近ではテレビのない家庭も増えてきていますし、どちらもインターネット配信に対応しているのはうれしいところ。そもそも大型テレビはWeb対応のものも多いですしね。
見たいレースを決めて自宅観戦を楽しもう
自宅観戦を極めるには、見たいレースを決めておくのも大切。前述した通り、チャンネルによって異なりますからあれもこれも登録すると負担が増えてしまいますからね。レース観戦、自宅から始めてみませんか?