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2019年発売予定!ヤマハ「テネレ700」は2016年世界初公開のプロトタイプより洗練された!

2019年発売予定!ヤマハ「テネレ700」は2016年世界初公開のプロトタイプより洗練された!

2018年秋に開催された国際モーターショー&モーターサイクルショーにおいて、2019年発売予定と明言された素敵な車両が展示されていましたね。そんなモデルを紹介しているわけですが……

今回は、ヤマハが2019年に発売予定の「テネレ700」をご紹介しましょう!当サイトではプロトタイプが世界初公開されたときから執拗に追い続けていますので(笑)、その歩みを含めて記載して行きまっす。

 

「テネレ700」プロトタイプの世界初公開はEICMA2016

ヤマハの名車テネレが復活!? ヤマハがミラノショーで「T7テネレ・コンセプト」を発表!

さてさて、2019年の今でも覚えている方も幾らかはいらっしゃることでしょう。「テネレ700」が最初に姿を現したのは、EICMA2016(ミラノショー2016)。2016年冬のことでした。

それが好評だったこともあり市販化に向けて開発が進んだのだと思いますが、その時のお姿はと申しますと……

 

2019年発売予定!ヤマハ「テネレ700」は2016年世界初公開のプロトタイプより洗練された!2019年発売予定!ヤマハ「テネレ700」は2016年世界初公開のプロトタイプより洗練された!

こんな感じ。「T7 Tenere Concept」というコンセプトモデルでした。エンジンは「MT-07」用をベースとしており車体を完全新設計。ホイールサイズは、フロントが21インチでリアは18インチ。

 

2019年発売予定!ヤマハ「テネレ700」は2016年世界初公開のプロトタイプより洗練された!

「XT600Z Tenere」のコンセプトを再現した、という触れ込みでしたね。元祖は空冷ビッグシングルエンジンとビッグタンクを搭載。ロングツーリングにも使えるアドベンチャーモデルとして一時代を築いたモデルです。

 

2019年発売予定!ヤマハ「テネレ700」は2016年世界初公開のプロトタイプより洗練された!

「T7 Tenere Concept」は、こんなカーボン製タンクカバーと武骨なLEDヘッドライトを搭載していたり……

 

2019年発売予定!ヤマハ「テネレ700」は2016年世界初公開のプロトタイプより洗練された!

Akrapovic製サイレンサーを装備していたりと……いかにもコンセプトモデルという感じの仕上がりでもありました。

ちなみにEICMA2016の時点では、2018年発売予定であると発表されていました。

 

「テネレ700ワールドレイド」が世界各地を走り回った!

もうすぐ市販される!ヤマハ「テネレ700ワールドレイド」に注目だ!

その後、開発は着々と続けられました。そして2018年、いよいよ発売か、とも思われたのですが……

 

2019年発売予定!ヤマハ「テネレ700」は2016年世界初公開のプロトタイプより洗練された!

残念ながら2018年に市販化されることはありませんでした。が、半分は恐らくプロモーションのため、そして半分は開発のため、「T7 Tenere Concept」は世界各地を走り回りました。

 

2019年発売予定!ヤマハ「テネレ700」は2016年世界初公開のプロトタイプより洗練された!

開発中車両ですから詳細の発表こそありませんでしたが……ご覧のようにカーボン製タンクカバーなどはそのままに、市販化に向けて洗練されていったように見えます。

「T7 Tenere Concept」の頃の武骨さは無くなりましたが、いよいよ市販が近いなと予感させる仕上がりでありました。

 

EICMA2018で遂に「テネレ700」が登場!

2019年発売予定!ヤマハ「テネレ700」は2016年世界初公開のプロトタイプより洗練された!

そして昨秋に開催されたEICMA2018で遂に公開されたのが「テネレ700」。ヤマハのモーターサイクルらしく、実に美しく仕上がった印象ですね。

 

2019年発売予定!ヤマハ「テネレ700」は2016年世界初公開のプロトタイプより洗練された!

エンジンは当初より変わらず、「MT-07」用の689㏄並列2気筒エンジンを流用します。本エンジンは耐久性と吹け上がりに定評がありますから、アドベンチャースポーツ・モデルにも充分に耐えうるのでしょう。

フレームは新開発された鋼管製ダブルクレードルを採用しています。

 

2019年発売予定!ヤマハ「テネレ700」は2016年世界初公開のプロトタイプより洗練された!

フロントフォークにはトラベル量210mmの43mm倒立タイプが採用されており、前ブレーキはダブルディスクが奢られています。

 

2019年発売予定!ヤマハ「テネレ700」は2016年世界初公開のプロトタイプより洗練された!

リヤサスペンションにはリモート調整機能を搭載したリンク式リヤサス(トラベル量は200mm)を採用。そしてスイングアームはアルミ製のようです。

 

2019年発売予定!ヤマハ「テネレ700」は2016年世界初公開のプロトタイプより洗練された!

「T7 Tenere Concept」の個性の一つともなっていた、4つのLEDで構成するヘッドライトも、変更されず市販化される模様。

実にカッコいいのであります!

 

2019年発売予定!ヤマハ「テネレ700」は2016年世界初公開のプロトタイプより洗練された!

ライダーズビューはこんな感じ。テーパーハンドルバーとラリーメーターを装備しております。ラリーメーターは基本的な情報のほか、2つのトリップメーターと推定走行距離なども表示できる仕様です。

アドベンチャースポーツ・モデルでは必需品ともいえるナックルガードも標準装備です。

 

2019年発売予定!ヤマハ「テネレ700」は2016年世界初公開のプロトタイプより洗練された!

当たり前ですが、サイレンサーはAkrapovic製ではなくっております。カーボン製の外装類も姿を変えています。

こうなってみると、当初の「T7 Tenere Concept」って何だったんだろうか……って思いますけど、まぁ細かいことは言うの止めましょうね。

 

2019年発売予定!ヤマハ「テネレ700」は2016年世界初公開のプロトタイプより洗練された!

ホイールはフロント21インチ&リヤ18インチを採用。軽量スポークホイールであり、ホイールがアルマイト仕上げなのも良い感じです!

 

「テネレ700」はヨーロッパでは下半期に市販される!

2019年発売予定!ヤマハ「テネレ700」は2016年世界初公開のプロトタイプより洗練された!

いかがでしたでしょうか?今回は、2019年下半期にヨーロッパでの発売開始が発表されている「テネレ700」をご紹介してみました。

お値段などは気になるところですが、ホンダ「アフリカツイン」や「R 1250 GS Adventure」とは違った魅力を備えたニューモデルとなりそうです。決して大量に売れまくるモデルではないでしょうが、是非日本でも発売して欲しいですね。

YAMAHA

静岡県磐田市新貝2500
TEL 0538-32-1115

公式ホームページ

Writer: Reggy

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