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BMWモトラッドブースの最注目は2台のMモデル「M1000R」と「M1000RR」【東京モーターサイクルショー2023】

BMWモトラッドブースの最注目は2台のMモデル「M1000R」と「M1000RR」【東京モーターサイクルショー2023】

連日当サイトでは東京モーターサイクルショー2023の様子をお伝えしていますが、日本が誇る4大メーカー(ホンダ、ヤマハ、スズキ、カワサキ)に続き、今回は海外メーカーの「BMWモトラッド」のブースをご紹介いたします。

レシプロエンジンの中~大型モデルから電動スクーターまで幅広く展示していましたが、どうしたって注目が集まったのは日本初公開となるあの2台でした!

 

「R nineT 100Years」の上質感に酔いしれました!

BMWモトラッドブースの最注目は2台のMモデル「M1000R」と「M1000RR」【東京モーターサイクルショー2023】

昨年末に発表されたばかりの、伝説の名車「R32」の生誕100周年を記念したモデル「R nineT 100Years」が日本初公開されました。細部のディテールに至るまで上質感が際立っていました。

 

BMWモトラッドブースの最注目は2台のMモデル「M1000R」と「M1000RR」【東京モーターサイクルショー2023】

古き良き時代のBMW製ロードモデルと同じようにクロームメッキ+ブラックペイントが施されたガソリンタンク。

 

BMWモトラッドブースの最注目は2台のMモデル「M1000R」と「M1000RR」【東京モーターサイクルショー2023】

タンク側面にはクラシカルなラバーニーパッドを装備。ガソリンタンク上面には、所有欲を刺激する100周年記念バッジが付与されています。

 

BMWモトラッドブースの最注目は2台のMモデル「M1000R」と「M1000RR」【東京モーターサイクルショー2023】

クラシカルなクロームメッキ+ブラック塗装はシートカウルにも見られます。メッキ部分に写り込んでいるのは来場者さん達。とにかくもの凄い注目度でした!

シートレザーの美しさは息を飲むほどでしたがシート上に置かれた「お手を触れないでください」プレートを動かす勇気がありませんでした、すみません。

 

BMWモトラッドブースの最注目は2台のMモデル「M1000R」と「M1000RR」【東京モーターサイクルショー2023】

調整可能なフットレストは「オプション719」のパーツです。ブラックのフォークアウターチューブ、削り出しのシリンダーヘッドカバー、エンジンハウジングカバー、ハンドルバーエンドミラーなどなど、特別なパーツが各部に搭載されていました。

 

2台のBMW Mモデルに圧倒された!

BMWモトラッドブースの最注目は2台のMモデル「M1000R」と「M1000RR」【東京モーターサイクルショー2023】

そんな「R nineT 100 Years」も素晴らしかったのですが、BMWモトラッドブースで最も注目を集めたのは2台のMモデルです。まずは国内初公開されたハイパーネイキッド「M1000R」からご紹介しましょう。昨秋バイク版Mシリーズの第2弾として発表されたばかりの注目モデルです。

”BMW M”とはプレミアム&ハイパフォーマンスを両立したBMWの特別仕様という位置付けです。このBMW Mモデルは単なるシリーズ名やブランド名ではなくて、BMW M社という研究機関(BMWの子会社)が開発しています。そんなBMW M社が開発したプレミアムモーターサイクルがBMWモトラッドのMシリーズです。

 

BMWモトラッドブースの最注目は2台のMモデル「M1000R」と「M1000RR」【東京モーターサイクルショー2023】

チラリと見えるのが注目のエンジン。9月末に発表されたばかりの「S1000RR」2023年モデルに搭載されるパワーユニットをベースとした水冷直列4気筒エンジンです。シフトカム機構を搭載しています!

最高出力は154kW(210hp)@13,750rpmと、同じくハイパーネイキッドの「S1000R」より33kW(45hp)も高出力化されています。

 

BMWモトラッドブースの最注目は2台のMモデル「M1000R」と「M1000RR」【東京モーターサイクルショー2023】

フロントフォークはオールブラックデザインのスライディングチューブを備えた45mm倒立フォークです。いわゆるクローズドカートリッジインサートであり、独立した油圧ピストンシリンダーシステムが装備されています。新機能は標準のダイナミックダンピングコントロール(DDC)と組み合わせたフォークスプリングベースの調整機能です。

また「M1000R」はMブレーキを搭載しています。MブレーキキャリパーはMロゴと合わせてブルーアルマイトコーティングが施されています。

 

BMWモトラッドブースの最注目は2台のMモデル「M1000R」と「M1000RR」【東京モーターサイクルショー2023】

展示されていたのは「M1000R」の上級バージョン「Mコンペティション・パッケージ」ですので、外装類へのカーボンパーツの採用、ホイールもカーボン製と、一切の手抜きなし!プレミアムネイキッドここにあり、といった風格でした。

「M1000R」は日本でも発売が開始されておりまして、車両本体価格は265万2,000円(税込)〜です。

 

BMWモトラッドブースの最注目は2台のMモデル「M1000R」と「M1000RR」【東京モーターサイクルショー2023】

もう1台のMモデルはサプライズで日本初公開された「M1000RR」。「M1000R」はハイパーネイキッドでしたが「M1000RR」は公道走行こそ可能ですがいわばホモロゲモデル。風洞実験で完成されたデザインが、サーキットでさらに鍛え上がられ市販化されました。

 

BMWモトラッドブースの最注目は2台のMモデル「M1000R」と「M1000RR」【東京モーターサイクルショー2023】

エアロダイナミクスを最適化しつつカーボンパーツを投入することで最高速度は314km/hに達するハイパースポーツモデルです。

その空力コンシャスなボディを象徴するのが、フロントとサイドのカーボン製トリムパネル。これだけで最高速度を8km/hも向上させると言われています。さらにダウンフォースを低減させることでライダーの負担を軽減し、持続的なパフォーマンスや高速走行、ライディングへの集中力を高めます。

新設計のカーボン製Mウイングレットは、300km/hで最大22.6kg(従来M RR比+6.3kg)ものダウンフォースを発生して、コーナーリング時や車体がリフトしそうな状況でもライダーに自信を与えます。

 

BMWモトラッドブースの最注目は2台のMモデル「M1000R」と「M1000RR」【東京モーターサイクルショー2023】

Mブレーキ・ダクトとオプションのMエアロ・ホイールカバーはBMW Motorsportのエキスパートと共同開発したもの。

Mブレーキ・ダクトは新設計のフロントフェンダーと一体化しています。これがフロントフォーク周辺やブレーキ・キャリパー周辺のエアフローを最適化します。ブレーキ・キャリパーの温度を低下させるMブレーキ・ダクトは量産市販車でも初採用されたお宝パーツです。

またMエアロ・ホイールカバーもカーボン柄を前面に出したデザインで、フロントホイール周辺に発生する乱流を抑制して250km/h以上で走行するような長い直線ではマシンのポテンシャルをフルに引き出します。

この途方もなくハイパフォーマンスなスーパースポーツモデル「M1000RR」は、希望小売価格は384万9,500円(税込)~。

いやはや、今年の東京モーターサイクルショーBMWモトラッドブースは度肝を抜かれました!

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Writer: Reggy

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