東京モーターサイクルショー2023の海外メーカーブース紹介ですが、BMWモトラッドに続き今回は英国の雄「トライアンフ」のブース紹介です。
大人気のアドベンチャースポーツモデルやスクランブラーも魅力的ですが、今年のトライアンフブースで注目すべきはハイパフォーマンスモデルでした!
トライデントカスタムコンテスト優勝車両の完成度に驚いた!
トライアンフブースの前面に展示されていたのはツインモデル群でした。
事前情報では「ストリートトリプル 765」シリーズを中心とした展示と聞いていたので「おかしいな」と思ったのですが奥に展示してありました!
しかし本命の「スピードトリプル 765」の横に素敵なカスタムバイクが鎮座していました。
これはトライアンフジャパンが主催したトライデントカスタムコンテストの優勝車です!
トライアンフカスタムコンテストというのは、日本全国の販売店が手掛けた「トライデント 660」カスタムバイクを11 日間かけて一般投票して決定されたもの。手掛けたのはトライアンフ東京店さんで車名は「Mission Impossible × Off Road」です。
ノーマルからガラリと印象を変えていながら、実は他車種部品流用と純正アクセサリーの装着のみにとどめているとのこと。唯一の社外品はブリジストン製タイヤのみ。それとこの見事なフェンダーは機械加工職人に依頼して制作したそう。
流石はコンテスト優勝車。モーターサイクルショーに展示されるに相応しい見事な完成度でした!
「ストリートトリプル 765 Moto2エディション」は限定100台が入荷!
トライアンフブースの大本命がこの「スピードトリプル 765 Moto2エディション」。
2023年モデルでは、乗りやすさを重視したミドルレンジモデルの「ストリートトリプル R」、ワンランク上のネイキッドスポーツモデル「ストリートトリプル RS」、そして最高スペックを誇りMoto2™マシンに最も近いとされる限定生産の「ストリートトリプル 765 Moto2エディション」の3モデルがラインアップされています。
トライアンフモーターサイクルズジャパンのナショナルセールスマネージャーの平井貴さんが教えてくださいました。
どうしてもトライアンフにはクラシックなイメージを持たれていらっしゃる方が多いですが、特に若い方を中心にスポーツモデルも人気なんですよ。そのタイミングで最高に仕上がった「ストリートトリプル 756」シリーズが登場したのですから、これはトライアンフとしてプッシュせざるを得ません
と笑顔でお応えいただきました。
「ストリートトリプル 756 Moto2エディション」はオーリンズ製の倒立タイプフルアジャスタブルフォークを採用し、前ブレーキにはブレンボ製品を奢っています。
平井さんの“推しポイント”は低くセットされたセパレートハンドルです。
水冷3気筒765ccエンジンが発揮する95.6kWというハイパフォーマンスを楽しむのに適した、スポーティなライディングポジションをとることが可能なんですよ
外装類にはカーボンパーツが多様されており軽量化にも余念ありません。また、限定モデルに相応しいシリアル番号入りトップヨークも採用されています。
車両本体価格はベースとなる「ストリートトリプル 765 RS」の149万5,000円(税込)と比較するとグッとプライスアップの189万5,000円(税込)ですが、貴重な限定モデルですから納得できますね。「ストリートトリプル 765」はメーカーの推しも納得の見事なロードスターに仕上がっていました!
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