東京モーターサイクルショーの各メーカーブースを遅ればせながらご紹介しているのですが……今回はイタリアメーカーを一まとめにして一挙に公開してしまいしょう!
人によって好き嫌いはあるのでしょうけど、筆者が一回りした感じでは、国内メーカーではスズキブースが圧倒的に盛り上がっていたように思いました。
ドゥカティ「パニガーレ V4R」は文句なしにカッコいい!
まず最初に訪れたのはドゥカティブース。コチラのプレビュー記事でご紹介していましたが……
ブース中心に鎮座しておりました!本車両は公道走行が可能な究極のレーシング・バイク。ということで最大の注目はエンジンにあるわけですが、当然中身は見ることができません……。
が、MotoGPレーサーが近年搭載しているウイング・エレメントを備えるフェアリングも装着しているそのお姿を眺められるだけでも幸せというものです。
メカニカル調整機構を備えるレース仕様のオーリンズ製サスペンション、4 ポジション・ピンによって調整可能なアルミニウム製スイングアームも採用しておりますが、眺めたところで何も起こらないのですが……でも、まぁ幸せ。
ドゥカティブースで、もう1台の注目すべき車両は新しくなった「ディアベル1260」。昨秋開催のEICMA2018(ミラノショー)で世界初公開された、ドゥカティ解釈によるスポーツクルーザーが日本初公開されました。コチラは触れることが出来る形で展示されておりました。「Hypermotard 950」・「Multistrada 950」などと共に、引っ切り無しにライダー達が跨っていました。
MVアグスタは注目モデルが目白押し!
続いて訪れたのはMVアグスタ・ブース。コチラもかなりの賑わいでありました。
最注目は過去に当サイトでもご紹介していた「Superveloce 800」。
37回ものワールドチャンピオン獲得という輝かしい歴史と伝統へのオマージュでありつつ、未来を指し示すことに成功した、美しいエクステリア=カウルを装備しております。
それがコチラ!すみません……あろうことか、筆者のメインカメラが壊れてしまい放置していたサブカメラを久々に引っ張り出したのですが、上手く撮れていないのであります。
が、クラシカルながら近未来的、というイメージは伝わりましたよね?
MVアグスタの教科書通り、リアホイールは片持ち。そしてクラシックテイスト漂うKineo製スポークホイールを装備。エグゾーストはSC Project製品でございます。
今回は参考出品ということでしたが、問い合わせが殺到している、とのこと。日本でも発売されるに違いありません。コレは楽しみです!
そして!圧倒的な存在感を放っていたのが、ブース最前列に鎮座していた「Brutale 1000 Serie Oro」です。
2019年9月に日本でも発売予定。お値段は594万円でございます……。
筆者を含めて、MVアグスタを買えそうにない人々が舐めるように視線を浴びせていたのが印象的なMVアグスタ・ブースでした!
ベスパは電動スクーター「エレットリカ」を日本初公開!
続いてはピアッジオジャパンのブースへ。すると……電動スクーター「エレットリカ」の姿が!
本モデルは当サイトで幾度となくご紹介していますが……今回担当者さんに導入時期を聞いてみたのですが……残念ながら調整中とのこと。あまりヤル気を感じませんでしたね。
車両そのものも、ベスパが放った電動スクーターということで期待していましたが、実車は思ったより未来感を醸し出していなくて……特にスイッチ・メーター周辺は安っぽささえ感じました。ちょっと残念でしたね。
が、このモーターサイクルショーでは問い合わせは多かったとも仰っていたので、今後の展開に期待しましょう!
モトグッツィは「V85 TT」が日本初公開!
そして同じピアッジオジャパンが展示していた注目モデルがモトグッツィ「V85 TT」。車両本体価格は139万8,600円~142万5,600円です。
80HP / 80Nm を発生するツインエンジン、新しいフレームとサスペンションを備える、まったく新しい技術プラットフォームを基に生み出されました。このクラシック トラベル エンデューロは、モト・グッツィの伝統を引き継ぎながら、誇り高きイーグルブランドの価値と信頼性、他に類を見ないライディングフィールを融合させています。
3 月 22 日より全国のモト・グッツィ正規販売店にて受注開始、本年 6 月より出荷開始となります。
アプリリアは最高峰モデル「RSV4 1100 Factroy」を展示!
最後は、これまた同じピアッジオジャパンが展示していたアプリリア「RSV4 1100 Factory」。なかなか日本では人気が上がってこないアプリリアですが、その高性能は折り紙付きです。
シングルモデル「コンセプト RS660」が無かったのは残念でしたが、それでもピアッジオジャパン・ブースも充分に盛り上がっていたと思います。
イタリアメーカーの日本初公開モデルに感謝!
ということで今回は、ドゥカティ、MVアグスタ、ベスパ、モトグッツィ、アプリリアといったイタリアメーカーのブースをご紹介してみました。
EICAMで世界初公開された魅力的なモデルが数多く日本でも展示されていました。その多くが市販予定なのですから、これらモデルに興味を持っていた方は「行って正解!」と思えたことでしょう。
Ducati
MV AGUSTA
静岡県袋井市西同笠387番地
Vespa
aprilia
MOTO GUTTI