リバイバルされたスズキ「カタナ」を中心に大いに盛り上がっている東京モーターサイクルショーの国産メーカーですが……
最後にカワサキブースをご紹介しましょう。
カワサキは日本初公開モデルでバイクのある暮らしを演出!
コチラのプレビュー記事でご紹介しましたが、カワサキはEICMA(ミラノショー)で世界初公開した日本未公開モデルを含め、多数の2019年モデルを展示する、と予告していましたが……
「W800 Cafe」など確かに日本初公開されました。で、今回のカワサキブースは、こんな感じで車両を同社アパレルと一緒に展示していまして、バイクのある暮らしを提案していました。とは言え、コチラが気になるのは実車の方なのですが……。
カワサキの定番モデルとして高く評価されながら生産が終了してしまった「W800」と、そのカフェレーサー版である「W800 Cafe」。特にリバイバルに当たり新たに設定された「W800 Cafe」は、クラブマンスタイルのハンドルバーとカフェシートによる適度な前傾姿勢が、ライダーのスポーツマインドを刺激します。
ご覧のような専用フロントカウルを装備しており、クラシカルかつスポーティなカフェレーサースタイルモデルです。専用カウルは確かに良い感じでした。
本車両の魅力の一つと言えるのがエンジン。360度クランク&ベベルギア駆動の空冷並列2気筒SOHCという基本構造はそのままですが、ベベルギアのカバーデザインが変更されています。
また生産が終了してしまった理由は排ガス規制だったのですが、それに対応するためのチャコールキャニスターがホーンの後ろに搭載されています。
シングルシートもバッチリ決まっていますね!
案外忘れ去られてしまっているのですけども、このリバイバルされた「W800」&「W800 Cafe」ですが、実は公式リリースには
完全リニューアルされ剛性を高めたダブルクレードルフレーム
なんて書かれていて、現に、ホイールベースこそ旧「W800」と同じ1,465mmですが、キャスター / トレールは 27度 / 108mmから26.0度 / 94mmへと変わっています。
コチラの過去記事に掲載したフレーム単体画像を見る限りは、筆者には何処が変更されたのか分かりませんでした。詳しい方、コメント頂けますと嬉しいです。
カワサキブースは展示車両のインパクトが強かった
さて、その他の車両は2019年モデルが多数、来場者が触れることができる形で展示されていました。
「W800」&「W800」も勿論置かれていまして、結構な人が集まっていました。
「Ninja H2 CARBON」などのハイスペックモデルはお触り禁止でしたが……これは当然のことですね。ということで、今回はカワサキブースの模様をお届けしました!
カワサキブースは展示車両のインパクトが強く盛り上がっている感じがしました。展示車両の魅力こそがモーターショーの魅力なわけですが、それを“バイクのある暮らし”を演出するカワサキブースで感じたのも、また変な感じではありました。