何色に染まる?トライアンフが新型3気筒モデルのプロトタイプ「TRIDENT」を公開

「あなた色に染め上げろ!」というキャッチコピーが合いそうなくらいホワイトアウトされたこのバイク。実はこれ、トライアンフがこのほど公開した新型3気筒モデルのプロトタイプ「トライデント」なんです。

 

3気筒のエントリーモデルとして登場予定

3気筒というと現行のストリート/スピードトリプルが思い浮かびますが、あちらの先鋭的なフォルムからすると、こちらはかなりスタンダードな形状。ネオレトロブームを牽引してきたボンネビルシリーズに通じるクラシカルさも匂わせつつ、ネオレトロの急先鋒 ホンダCB1000Rのような先進的イメージを折衷させています。

 

トライアンフ スピードトリプルS(2020)

アップライトなハンドルで標準的なネイキッドポジションということもあり、見るからに乗りやすそう。トライアンフの新たなベーシックモデルとなる予感大です。

 

円錐形のクラシカルなフォルムながらどこか目を引くタンクはスピードトリプルの筋肉質なスタイリングに着想を得たとのこと。二本のラインが絶妙で筋繊維の屈強さを感じてしまうのは筆者だけでしょうか。

 

気になるエンジンの詳細は明かされていませんが、中排気量のコンパクトな3気筒エンジンとのこと。同社の同クラス3気筒といえばストリートトリプルがありますが、トライデントのエンジンの腰上をみるとどこか通じる意匠がありますし、ツインスパーアルミフレームやダイキャストのアルミスイングアームはかのモデル譲り。開発ベースとなっている可能性大ですね。

ブレーキにはNISSINの文字が確認できます。形状から、スタンダードなフロント4POTのリア2POTの構成となりそうです。

 

メーターの高い機能性もまたトライアンフの十八番ですから、一眼とはいえあらゆる数値が見やすいものとなることでしょう。クラスをリードするテクノロジーを標準装備するとのことなので、スクランブラー1200ではじめて採用された「MY TRIUMPH コネクティビティシステム」を搭載する可能性もアリ?

もしそうなれば、スマホやGoProがメーターの画面やハンドルスイッチでカンタンに操作できて、V-LOGづくりが捗っちゃうかも。

 

扱いやすさ、クオリティ、そしてコスパのすべてを兼ね備えるモデル?

今回のコンセプトについて、トライアンフチーフプロダクトオフィサーSteve Sargentは下記のように語っています。

Tridentのデザインプロトタイプは、外観から走りまで、すべてに楽しみが詰め込まれたトライアンフのエキサイティングな新たな章の始まりを示しています。ミニマルなフォルム、すっきりしたライン、トライアンフのデザインDNA、そしてSpeed Tripleの筋肉質なスタイルを上回る、このコンセプトから、これからのエキサイティングなTridentのストーリを垣間見ることができます。最終的な私たちの目的は、トライアンフの代名詞ともいえる扱いやすさとクオリティに加え、競争力のある価格で、新たなキャラクターとスタイルを取り入れることなのです。

手頃であらゆるバイカーが使いやすいモデルとなりそうなトライデント。発売は2020年1月を予定しています。ある意味現状でも、これはこれでカスタムバイクちっくで良さげですが、市販化の暁にはどんな色合いで、そしてどんなパッケージで私たちの目の前に現れるか今から楽しみです。

トライアンフモーターサイクル

公式サイト

石川 順一

石川 順一

理学の博士号をとったものの、趣味が高じてライター稼業に流れてきた変人。やっぱりクルマとバイクにはロマンがあるよね。