現存するイタリア最古のモーターサイクル・メーカーであるモトグッツィ……かつては世界GPやマン島TTといったレースシーンでも活躍していましたが、最近は存在感が薄れていますね。「イタリアのツアラーな……」くらいの認識でしょうか?
実は以前こんな記事を当サイトで掲載してもらったのですが……一部の方から猛攻撃を食らってしまいました。「こんな50周年モデルは期待していなかった!」「V7の50周年を舐めてんのか!」といった感じでして……確かにね。
モトグッツィ・ベースのカフェレーサーはカッコいい!
モトグッツィの「縦置Vツインエンジン+シャフトドライブ」という独特のフォーマットを核にした一群のモーターサイクルは、確かにユッタリと走るのに適してはいますが、スポーティにもなりますし、カスタムすると実にユニークだったりします。
この辺の感じは、BMWモトラッドに近いものがあります。例えば……
こんな風にカスタムすると、素敵なカフェレーサーに変身したりもするのであります。
モトグッツィ「V7 III」外装セットが欧米で発売中!
と、長々と書いてきましたが……今回のお題は、このモトグッツィ純正の「V7 III」用外装キットでございます。スッピンの状態では、良く言えばシンプル。悪く言うと素っ気なさ過ぎるモデルが「V7 III」ですが……
そんな「V7 III」をライダーの好みに応じてお手軽にカスタムできるのであります。フェアリング、ガソリンタンク、シートカウル、サイドカバーがセットなわけですが……
おぉ! こんな感じのカフェレーサー風に変身してしまうわけです。
ググっと寄ってみても流石に純正アクセサリー。クオリティは良さそうに見えます。カラーリングセンスも悪くないのではないでしょうか?
ちなみに、正式にはシートカウルではなくて、テールフェアリングと呼ぶみたいです。
それでですね……この外装キットは正式には『Sketchbike Kits』と呼ぶようで、冒頭の”ストライプ”のほか……濃ゆいマニアの方からは「何故コチラをメインに扱わないのか!」と叱られそうな、モトグッツィにピッタリの”クラシックグリーン”、それに……
「ブラック&レッド」という3バージョンをラインアップしているのであります。
日本でも発売して欲しい!
さて、ここまで書いたら当然気になるのはお値段なワケですが……本当に最近のモトグッツィはダラシナイと言いますか……イタリア人の平常運転と言いますか……お値段が書いていないわけです。やる気あるんすかねぇ……。
なので、ご興味を持たれた方は是非、イタリアの正規販売店にコンタクトしてみてくださいね!