ヨーロッパで白バイと言えばBMW! 当サイトでもBMWベースの白バイの特別仕様っぷりのカッコよさを報告しています。なのですが、そのヨーロッパでヤマハが発表した「トリシティ125」をベースにした白バイがカッコいいと話題になっています。
今回は、この珍しい特別仕様車をご紹介しましょう!
トリシティ125 ベースの白バイ!
コチラがヤマハ「トリシティ125」ポリス仕様になります。
おさらいの意味を込めて、ベースとなった「トリシティ 125」についてご紹介しておきましょう。2014年に発売が開始された、LMW(Leaning Multi Wheel:リーニング・マルチ・ホイール)というリーンする前二輪を持った、新しいタイプのスクーター。排気量は125ccですのでタンデムも可能。
一般的なバイクに近い操縦性と、抜群の安定性を併せ持つ、ヤマハが特に力を入れている新ジャンルの乗り物です。
白バイ仕様のディテール
まずはフロントから。スクリーンの横で青く光っているのは……、
青色LEDライトです!
我々のような善良なライダーとしては、なるべく点灯しないでいただきたい部分ですね。
そしてもちろんスピーカーを搭載。いずれも白バイの必須装備です。
なのですが……、
コレラを装備した姿をフロントから見ると、前二輪の独特の車体構成と相まって、何が何やら、という形になります。
続いてはリヤの装備について。
ポリス仕様と言えばコレ! 不届き者を取り締まるのに必要な?書類をはじめ、備品類を運ぶのに便利な容量39Lの大型パニアを装備しています。そのパニアには青色LEDの回転灯が搭載されています。パニアケースの上におき忘れた缶ジュースのようですが……。
神奈川県警でもトリシティの白バイを採用!
この車両はイタリア向けを想定しているのでステッカーはイタリア語。特別仕様のステッカー貼付も可能だそうです。そして最近、筆者は神奈川県在住なのですが、このトリシティ白バイ仕様車を目撃しています。早くも「神奈川県警」が採用しているのです。その車体は日本仕様なので、一般的な白バイ同様、白黒でした。
四輪と比較すると遥かに小回りがきき、それでいて一般的な二輪車よりも安定性が高い「トリシティ」。市街地のパトロールやコミューター的な使い方に適しているのでしょう。
皆さん、お巡りさんの手を煩わせぬよう、(自戒を込めつつ)安全運転で過ごしましょうね!