ヤマハ発動機は、オフロード競技専用モデルである「YZ シリーズ」の2016年モデル発売にあわせて、2ストローク・エンジンの「YZ250X」を新たにラインナップ しました。
「YZ シリーズ」に2016年モデル登場

こちらはYZ450F
4ストロークの「YZ450F」や「YZ250F」は、ビッグマイナーチェンジが行われ、エンジン・車体関連に新たな仕様を織り込み、さらに戦闘力がアップしました。

YZ250F 60周年記念カラー
また、「YZ250F」には、ヤマハ創業60周年の記念カラーを設定。イエローベースに、ブラックのスピードブロックパターンを配したデザインで、AMAモトクロスシーンを彷彿させる「これぞヤマハ!」といった雰囲気。
何よりホットなのは「YZ250X」
2ストローク・エンジンを搭載する「YZ250」「YZ125」「YZ85LW」「YZ85」は、いずれもグラフィック変更のみですが、何よりホット・トピックなのが、「YZ250」ベースのエンデューロマシン、「YZ250X」が新しくラインナップされたことでしょう。
「YZ250X」の主な特徴
コンセプトは「Real cross-country machine」で、エンデューロ用に開発された一台となっています。
YZ250ベースのため、水冷2ストローク250cc エンジンとアルミ製フレームのプラットフォームはそのままに、性能パーツのポテンシャルをエンデューロ向けに最適化されています。YZ250との主な違いとしては、燃焼室形状、排気ポートタイミング・YPVS作動特性などの変更、専用CDIユニット、専用設計チャンバー、サイドスタンド、エンデューロ用18インチリアタイヤ、エンデューロ仕様の前後サスペンション・セッティングなどとなっております。
なお、価格は70万6,320円(税込)。
YZ250Xを含むYZシリーズの2016年モデルは、「ヤマハオフロードコンペティションモデル正規取扱店」で2015年6月5日から11月10日(「YZ250F」60周年記念カラーモデルのみ6月5日から7月末日)の期間限定で予約の受付を行っており、4ストのYZ シリーズ2016年モデルは、8月20日から順次販売開始となります。
レースモデルだから公道仕様不可とはいえ、逆輸入して云々…、という変な考えはおこさないように!
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参考 – ヤマハ発動機、Youtube : The New 2016 YZ250X Walk-Around.