今まで何度か触れてきた3Dプリント技術ですが、ついにバイクを丸ごと出力できるようになったようです。今回はこちらの「すべて3Dプリンタで作ったバイク」をご紹介いたします!
BigRep NERA 3D-Printed e-Motorcycle
こちらのバイクプロジェクトを企画したBigRep社が所有している「NERAプリンタ」は、可塑性ポリウレタンというやわらか樹脂を出力できるプリンタで、それを利用して作られたのがこのe-バイクです。
BigRep社は3Dプリンタを開発販売しているドイツの会社で、大型の3Dプリンタとそのフィラメントをメイン商品としています。しかし技術者たちがあまりに好奇心旺盛のため、今回のようなプロジェクト以外にも様々なイノベーションを発信しています。
過去にBigRep社は「エアレスタイヤ」という空気を入れる必要のないバイク用タイヤを発表していましたが、それだけでは飽き足らずにその先の段階であるバイクのフルボディ出力にこぎつけたそうです。
動画はこちら!
電飾とモーター、バッテリーはさすがにプリントできないので、それ以外のすべてのパーツということですね。すでに完動品が実際にあるようで、街中のおそらく私道を走行している動画がアップされています。
非常にエキセントリックで前衛的なデザインですね、独自の機構によりフロントフォークが不要らしいです。
価格・スペックは?
残念ながら、あくまで技術力のプロモーションとして開発された商品のようで、現時点では商品化のお話は出ていません。また、スペックに関しましても、おそらく商品化する際に最新のものを搭載するでしょうから現時点では不明となっています。
世界中の注目をかき集めているので商品化の可能性は非常に高いとは思います!今後の続報に期待ですね!
以上、100%3Dプリントバイクのご紹介でした!