スロベニアの大手マフラーメーカー「アクラポヴィッチ」が発表したコンセプトバイク「FULL MOON(フルムーン)」については、当サイトでも紹介させていただきましたが、今回はその続報になります。
「FULL MOON」とは?
写真を見てもおわかりいただけると思いますが、「FULL MOON」は前衛的なデザインのコンセプトモデルです。外装パーツには一切ボルトを見せず近未来感を感じさせつつも、S&S製1,524ccのナックルヘッド・エンジンを搭載するなど、ユニークな点の多いモデルとなっています。
ショートフィルムのようなPV
この「FULL MOON」が実際に走行するプロモーションムービーが公開されたので紹介しましょう。あまりにも近未来的なフォルムで本当に走るのか不安になりますが、ちゃんと走れます。油圧式サスペンションが可動することも確認できますね。
月面のような荒野をワイルドに疾走
ここは月面か?と見まごうほどの荒野を「FULL MOON」が疾走する様は、ただただ見入ってしまいます。
トライアンフのバスタブと、ユーロスタイルをミックスし、とんでもなく独特に昇華させると、こんな感じのスタイルになるのでしょうか。常人には思いつかないほど独創的なスタイリングですね。
次世代バイクの到来
それにしても、こんなにも前衛的なモデルがしっかりと走るのですね。
スペイシーなルックスなのに、Vツインのドコドコ系エキゾーストノートが少々ミスマッチですが、そんなミスマッチ感がドラマ『スタートレック』のようで、妙にカッコよく映ります!
ネーミングの元となっている30インチのフロントホイールも一際目立っています。
それでは実際に走っている様を動画でご確認ください。
いかがでしたか? 往年のユーロスタイルの進化系ともいえる「FULL MOON」。こういった異質なスタイルが、今後のカスタムシーンに影響を与え、活性化させていくかもしれませんね。
メンテナンス性?そんな野暮なこと言ってはいけませんて!
参考 – Youtube : Full Moon maiden ride – Akrapovič presents its innovative concept show bike
※2016.06.13 記事の一部に誤りがありましたので、修正いたしました。