アメリカのイリノイ州にある老舗バイクメーカー”American Wrench”社が、スタートレックのカーク船長役で有名なWilliam Shatner(ウィリアム・シャトナー)氏デザインによるトライク「Rivet」を近く発売開始することを発表しました。
演技じゃなくプライベートでもこの発想とは…
スタートレックの生みの親であるGene Roddenberry(ジーン・ロッデンベリー)氏の生前の構想であれば、まだ納得したのですが、今回ご紹介するトライクのは、スタートレックで「カーク船長」として出演していたウィリアム・シャトナー氏のデザインしたトライクなのです。
スタートレック・ファンであれば周知の事実なのかもしれませんが、筆者は知りませんでした。なんと、このシャトナー氏は、スタートレックの後期の作品において、主演のみならず製作総指揮・監督・脚本も手がけていたとのことで、今回のトライクデザインも納得いたしました。
見た目だけではない走行性能
“Rivet”は、シャトナー氏が考える理想のバイクを具現化したものらしく、V8スーパーチャージャーエンジンによって500馬力の出力を実現しています。KAWASAKIのNinja H2Rでも300馬力なので、車重こそ違えど、モンスター級のエンジンということになりますね。
また、”Rivet”という名前は、車体に打ち込まれたリベットからヒントを得たとのことで、このリベット打ちによって「見る者に力強い印象を与える」と、デザインを担当したシャトナー氏は述べています。
このシャトナー氏デザインによるトライクは、既に多くの海外メディアで報じられるなど、大きな話題を集めているようです。
このトライクは、スタートレックの世界観というより、マッドマックスの世界観が近いように見受けられます。
是非完成後の走行シーンも見てみたいものです。
参考 – RIVET