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ハンドメイドで現在に蘇るモーターサイクル黎明期のスタイル!

ハンドメイドで現在に蘇るモーターサイクル黎明期のスタイル!

バイク好きにしろクルマ好きにしろ、ビンテージという響きに弱いものです。不便なのはわかっていてもクラシカルなデザインには憧れてしまうものです。しかし、いざ、実際にビンテージバイクを手に入れ、日常の足として使えるかというと……それもまた難しいものです。

そんなバイク乗りのジレンマを解消してくれそうなバイクがあったので紹介しましょう。

 

「スターリング」

ハンドメイドで現在に蘇るモーターサイクル黎明期のスタイル!
こちらの車両は、イタリアのミラノ近郊にあるブルガロロという小さな街に拠点を構えるブラックダグラスモーターサイクル社が製作する「スターリング」になります。

100年前に製造されたような外観をしていますが、実はこのバイクは新車で現在も製造されています。ヨーロッパの厳しい排ガス規制対策にも対応しているというのだから驚きです。

 

現代の製造技術で作られたリジッドフレームを採用

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フレームこそリジッドフレームが採用されていますが、しっかりと現代の製造技術が用いられています。ガーターフォークやブレーキも近年の技術で設計されています。

 

125cc230cc400ccが選択可能

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パワートレインには空冷4ストローク単気筒エンジンを搭載。排気量は125cc230cc400ccが選択可能となっています。エンジン部品は台湾で製造されていますが、イタリアの工場で組み立てられています。

 

タンクはアルミのハンドメイド製

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燃料タンクはアルミ製となっており、容量は10リットルとなっています。

 

ブラックダグラスモーターサイクル社

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ブラックダグラスモーターサイクル社の社長ファビオ・カルドーニ氏は「スチールはプラスチックよりも美しく、シンプルさは複雑さよりも魅力的です」と語り、すべてを手作業で製造するモーターサイクルメーカーを経営しています。

現代の技術で古典的な外観を取り入れ、最初のフラットタンクオートバイを忠実に再現しながら、一台の製作に200時間以上かけて、手作りの製造と組み立てを行っているとのことです。

 

日本でも承認準備中

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同社が準備するカタログからパーツを選び、タンデム用のパッセンジャーシート、専用のバッグのほか、フューエルタンクの塗装色など、全て注文可能となっています。

イギリスとイタリアにはすでにショールームがあり、ドイツとオーストリアにもオープンする予定です。アメリカ向けのスターリングキットも用意されています。現在はオーストラリアと日本で承認の準備中です。

 

「スターリングMk V」

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現在、スターリングはMkVにまでアップグレードされており、車重もやや軽量化され、100kgを切るつくりとなり、価格はキットバイクの場合は4,500ユーロ(約55万円)、完全にビルドされたマシンの場合は8,750ユーロ(約106万円)となっています。

日本で言えばスネークモータースの「K16」と似たような感じと思えばいいのですかね。もしくは、ロイヤルエンフィールドといったところでしょうか。

ただ、この外観のバイクで走るというのも、ある種男の夢ですよね。この金額で夢が叶うということを考えれば、この選択アリだと思います。早く日本にもショールームができないものかと考えています。

それではカラーバリエーションとオプションパーツのバリエーションをギャラリーでお楽しみください。

BLACK DOUGLAS

公式ホームページ

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