空冷Vツインエンジン搭載のクルーザーモデル「BOLT ABS」&「BOLT Rスペック ABS」のニューカラーが登場します!
今回は、ヤマハがアメリカを主眼に置いて開発し人気モデルに育ちつつある、この「BOLT ABS」&「BOLT Rスペック」をご紹介しましょう!
「BOLT」は人気のボバーモデル!
「BOLT」のデザインコンセプトは“Ultimate Purely Bobber”。外装をシンプルに仕上げるカスタムトレンドのひとつである“ボバースタイル”を再現しています。そのスタイルとスポーティな走りが支持されて、人気モデルとなっています。
「BOLT ABS」の軽快な走りを支えるのは、総排気量941ccの空冷60度Vツインエンジン。専用のFIセッティングにより中低速での軽快な加速性を実現しています。
エアクリーナーは、優れた吸気効率とエンジンの塊感をより強調し、フィット感に優れた乗車性にも貢献する形状。フロント側にまわり込んだ後気筒エキゾーストパイプとショートサイレンサーが特色の、右出し・2-1エキゾーストパイプを装着。市街地での快適で軽快なドライバビリティを支えるとともに、ボディの塊感と疾走感を表現しています。
そのエンジンを搭載するのはスチール製ダブルクレードルフレーム。エンジンをリジット懸架して車体強度メンバーとして活用することで、心地良いパルス感をライダーに伝えます。
ホイールベースは1,570mmと短めに設定。これにより、市街地での曲がりやすい特性と安定感あるハンドリングを両立しています。加えてアップライトなハンドルポジションと足着きの良さにより、都市近郊のショートライドを楽しめます。
機能パーツは過不足のないコンベンショナルな仕様。フロントサスペンションは、インナーチューブ径41mmの正立式、リアは伝統的な2本サスペンションを装備。
ブレーキには前後とも298mm径のウェーブディスクを装着。フロントはフローティングマウントタイプとしています。
ちなみに、ベースモデルの「BOLT ABS」はスポークホイール仕様です。
さて、最後になりますが、「BOLT ABS」&「BOLT Rスペック ABS」の外観上の特徴は、ボバースタイルにあります。走りを追求し、無駄を取り除くことで、それを実現しています。
さて、今回発表された2018年モデルでは、”ブラックメタリックX(ブラック)”がニューカラーとして発表されました。
「BOLT Rスペック ABS」は上級バージョン!
「BOLT ABS」をベースとして、ゴールドのリザーバータンク付きリアサスペンション、強靭さを醸し出す切削加工を施したキャストホイールなどを装備するのが、上級バージョンの「BOLT Rスペック ABS」。
今回、新しく2色のカラーリングが設定されました。
“ビビッドパープリッシュブルーカクテル5(ブルー)”は、スポーティなイメージを感じさせるブルーを使いながら、水平基調のグラフィックを採用。
スポーティな印象ながらモダンでシンプルなイメージを調和させています。
コレはガソリンタンクのアップ。確かにカスタム仕様っぽくてカッコいいですね!
もう1色の新色はコチラの”ブルーイッシュグレーソリッド4(グレー)”。
トレンドの質感あるソリッドカラーをベースに、カスタムライクなイメージを感じさせるグラフィックを採用。カジュアルなイメージを強調しています。
発売予定日は4月20日!
いかがでしたでしょうか?全カラーがニューカラーとされた新しい「BOLT ABS」&「BOLT Rスペック ABS」。発売予定日は4月20日と発表されています。そして大切な車両本体価格(消費税込み)は………
- BOLT ABS:961,200円
- BOLT Rスペック ABS:100万6,560円
です。筆者は「BOLT Rスペック ABS」の”ビビッドパープリッシュブルーカクテル5(ブルー)”が素敵だなと思いました。
「BOLT ABS」&「BOLT Rスペック ABS」 のスペック!
- 全長×全幅×全高:2,290×830×1,120mm
- ホイールベース:1,570mm
- シート高:690mm
- 車両重量:252kg
- エンジン種類 / 弁方式:空冷4ストローク V型2気筒 / SOHC4バルブ
- 総排気量:941cc
- 内径×行程:81.0×83.0mm
- 圧縮比:9.0
- 最高出力:40kW(54PS)/ 5,500rpm
- 最大トルク:80N・m(8.2kgf・m)/ 3,000rpm