1970年代よりLツインエンジン搭載のレーシングマシンで世界のサーキットを舞台に戦い、そのレーサー直系スーパースポーツ・モデルをフラッグシップとして市販してきたドゥカティ。
そのドゥカティが、9月7日に新時代を担う最初のモデルを発表する、とのリリースを配信しました!
レーサー直系の技術が投入されたスーパースポーツ・モデル群
歴史を紐解いてみると、ドゥカティのフラッグシップ・モデルは、常に同社レース部門(ドゥカティ・コルセ)が開発した技術を余すところなく投入されてきたことが分かります。
例えば、耐久レースで強さを発揮したベベルLツインレーサー直系の公道モデルとして発売された……
ベベルLツインエンジンを搭載した公道モデルが「750SS」でした。美しいカウルとシングルシート、そして(機能美としての)エンジンの美しさ……その完成度の高さは目を見張ります。
その後に開発されたパンタ系レーサー直系モデルとして、公道モデル「750 F1」が販売されています。
その後、ドゥカティ・コルセの戦いの舞台はスーパーバイクへと移されて……
それに伴い、公道モデルの姿も趣を変えて行きました。
いずれも今や伝説のモデルとなった「851」、そして「916」が登場しました。
Lツイン・スーパースポーツのファイナルもリリースされた!
公式発表!ドゥカティ「1299 Panigale R Final Edition」はSBKの歴史に燦然と輝くドゥカティ・ツインの最後を飾る!
そして今夏、当サイトでもお伝えした通り、ドゥカティはLツインエンジン搭載スーパースポーツ・モデルの最後を飾るモデルとして「1299 Panigale R Final Edition」を発表しています。
世界選手権で330を上回る勝利を遂げたLツインレーサー直系モデルのFinal Editionですから、コレクターズ・アイテムとしての価値も相当なものになるに違いありません。
さらに……
今年のMOTO GPレーサー「デスモセディッチ」発表時には、これまた当サイトでお伝えした通り、このMOTO GPレーサーのテクノロジーを搭載した公道モデルの噂があることをご紹介しています。
そして……
新時代の幕開けを目撃せよ!
つい先日、ドゥカティが極めて短いリリースを発表しています。それは……
Save the date: The sound of a new era is coming.
というもの。
場所をMOTO GPサンマリノGP会場と指定していることもあり、これは、V4エンジン搭載市販車が発表されるフラグ、と見て良いでしょう。
ドゥカティの新時代の幕開けですから、これは見逃してはならない出来事となることでしょう。続報が入りましたら、ご紹介しましょう!