ミラノショーに市販予定モデルとして出品される「CB1000R」を始めとした”CB R”ファミリーとは異なり、「CB4 Interceptor」がコンセプトモデルとして世界初公開されます!
“ホンダがカフェレーサーのコンセプトモデルをミラノショーで発表する!”という記事は当サイトでお知らせしていました。
そちらは目出度くミラノショーにて公開され大反響ではありますが……
「CB4 Interceptor」が世界初公開される!
もう一つ、ホンダがサプライズ出展してくれたのが「CB4 Interceptor」。「ネオ・スポーツ・カフェ」をデザインテーマに、EICMA2015に出展した「CB4 CONCEPT」の進化モデルとのこと。
筆者は「CB1000R」こそが「CB4 CONCEPT」の後継車だと想像していたのですが、コチラだったのですね!
スタイリングは、カラーをブラックで統一。エレガンスとスポーティーさを演出しながら、流れるようなラインで構成しています。
本稿執筆時点(11月8日正午)では、車体構成や排気量についての言及はなく、公式リリースには……
フロントに装備したファンによって、フューエルタンク上のタッチスクリーンに電気を供給します。タッチスクリーンはネットワークに常時接続されており、マップによるナビゲーション、緊急時の通話、デバイスの接続などの機能を提供します。
と記載されています。それがウリ?拍子抜けですね。IT技術の投入による利便性と安全性、コネクティビティがウリのカフェレーサーなのでしょうか?
ビキニカウルの中央部にあるコレが、そのファンなのでしょうね。このファンで発電する、という意味が分からなかったので念のため英語バージョンのリリースを読んでみましたが、”kinetic energy”とありましたので、走行風を利用して発電するのでしょう。
仮面ライダーの”タイフーン”的な?
ご覧のように、低く構えたサパレートハンドルと、ガソリンタンクから一体となった(ように見える)ビキニカウルの組み合わせは魅力的です。
ステアリングダンパーや美しく肉抜きされたトップブリッヂにも眼が行きます。
ガソリンタンクのトップブリッヂ側には、エンジンのスタートボタンが配置されていました。
が、本車両の最大のウリらしい”ガソリンタンク上のタッチスクリーン”というのは残念ながら写真からは読み取れませんでした。
旧態依然とした古いライダーである筆者などは、おぉ、リアサスはオーリンズ!なんて思ったり……。
車体に沿うように配されたエグゾーストですが、そのエンドがテールカウル内に格納されていることにも気付きます。これは視覚的な新しさのほかに、軽量化の意味合いがあるのでしょうか?
テールカウルには謎のランプが配置されています。またカウル上面には”1000R”のロゴが配置されています。
いかがでしたでしょうか?以上が現在公開されている「CB4 Interceptor」の情報になります。
これら画像と情報だけでは判断できかねますが、ホンダ自身が未来の直4エンジン搭載スポーツネイキッド・モデル像が見失っているのでしょうかね?ホンダからの続報を待ちましょう!