「スーパーカブ」直系の圧倒的な信頼性&走行性と、アウトドアテイスト溢れるユニークなスタイリング、それに世界随一の実用性により、通勤・通学ライダーからベテランまで、幅広い層のライダーに愛され続ける「クロスカブ110」。
2月末、無事にモデルチェンジを果たして発売が開始されましたので、少々遅くなりましたが、ご紹介しましょう!
「クロスカブ110」がモデルチェンジ!
モデルチェンジされた「クロスカブ110」はアクティブなイメージを高める外観デザインに一新。レッグシールドを廃止することで軽快感を演出するとともに、新たに採用したLEDヘッドライトを囲む特徴的なヘッドライトガードや、スリット入りのマフラーガード、マットブラック塗装のホイールリムにセミブロックタイプのタイヤを採用するなど、堅牢な雰囲気をより高めています。
比較のため、2013年5月に発売が開始された旧モデルを掲載しておきます。当時は……
開発にあたっては、“THE CROSSOVER A LIFE AND PLAY”をキーワードに、日常での使い勝手と遊び心の融合を図っています。
デザインは、乗車時のまたぎやすさや、レッグシールドを備えたスーパーカブ伝統の実用的な車体構成を踏襲しながら、タフなイメージのヘッドライト回りや幅広くアップライトなハンドルなどでクロスオーバースタイルを強調しています。
と発表されていました。
さて、新しい方に戻ります。
エンジンは「スーパーカブ110」に搭載されている、耐久性、静粛性に優れ、上質な変速フィールを実現した空冷4ストローク単気筒エンジンを採用。総排気量は109cc、最高出力は5.9kW [8.0PS] / 7,500rpm、最大トルクは8.5N・m[0.87 N・m] / 5,500rpm。
今回、新たにタンデムステップを装備することで、2人乗りにも対応しています。
カラーラインアップは、ここまでに掲載した”パールシャイニングイエロー”のほか、このカラフルな”マグナレッド”、それに……
アウトドアシーンに映える”カムフラージュグリーン”の3色のバリエーションとされています。
そして大切な車両本体価格(消費税込み)は……33万4,800円。意外にお値打ちなんです!これは嬉しいですね。
「クロスカブ50」が新登場!
さらに嬉しいお知らせが続きます!「リトルカブ」が終売となってしまい残念な思いをされた方への朗報、新たに「クロスカブ50」が新発売されたのです。
クロスカブ110同様のスタイリングに、取り回しやすさに寄与する小径14インチタイヤと、足つき性の良さに配慮した形状のシートを採用することで、より身近でフレンドリーなモデルとしています。
エンジンは「スーパーカブ50」に搭載されている、優れた耐久性と静粛性、上質な変速フィールを実現した空冷4ストローク単気筒エンジンを採用しています。
カラーラインアップは、コチラの落ち着きのある”クラシカルホワイト”と……
鮮やかな”マグナレッド”の2色。
そして車両本体価格(消費税込み)は……「クロスカブ110」より更にお求めやすい291,600円!本モデルの市販化と価格設定は、ホンダの良心の表れと言えましょう。
“クロスカブ”兄弟はお買得なのだ!
いかがでしたでしょうか?今回は、モデルチェンジを果たした「クロスカブ110」とニューモデル「クロスカブ50」をご紹介してみました。
共に、今は亡き「ハンターカブ」の系譜を継ぐ、オフロードテイスト溢れる魅力的なモデル。しかもお買得!欲しい方は買って損はないでしょう!
「クロスカブ110」のスペック
- 全長×全幅×全高:1,935×795×1,090mm
- ホイールベース:1,230mm
- シート高:784mm
- 車両重量(装備):106kg
- エンジン種類 / 弁方式:空冷4ストローク OHC単気筒
- 総排気量:109cc
- 内径×行程:50.0×55.6mm
- 圧縮比:9.0
- 最高出力:5.9kW[8.0PS] / 7,500rpm
- 最大トルク:8.5Nm[0.87kgf・m]/5,500rpm
「クロスカブ50」のスペック
- 全長×全幅×全高:1,840×720×1,050mm
- ホイールベース:1,225mm
- シート高:740mm
- 車両重量(装備):100kg
- エンジン種類 / 弁方式:空冷4ストローク OHC単気筒
- 総排気量:49cc
- 内径×行程:37.8×44.0mm
- 圧縮比:10.0
- 最高出力:2.7kW[3.7PS] / 7,500rpm
- 最大トルク:3.8Nm[0.39kgf・m]/5,500rpm