欧米で先行発売していた「X-ADV」が、Honda Dreamから発売されました。
「X-ADV」はスクーターとオフロードの要素をもつ、新しいジャンルのバイク。そして、少しサイズがコンパクトになり乗りやすくなっていますので、ご紹介したいと思います!
アドベンチャーモデルの大型バージョン発売
エンジンは水冷並列の2気筒で、デュアル・クラッチ・トランスミッション(DCT)を搭載。仕様の変更によって、2段階のトルクコントロールとOFF設定が可能な、Hondaセレクタブルトルクコントロール(HCTC)が採用されています。
このHCTCは、後輪がスリップしたときに後輪の駆動力をおさえ、ライダーのアクセル操作を補助するための機能。
さらにクラッチの制御を変更するためのGスイッチが採用され、マシンのコントロール性能が向上しています。
街乗りだけでなく、未舗装の道にも対応できる新しいタイプ
アドベンチャー仕様なので、未舗装の道でも走れるように前輪17インチ、後輪15インチ、スポークホイ―ルを採用。
「X-AVD」は、燃料タンクやシートの開閉を遠隔で操作することができるスマートキータイプ。シート下には、フルフェイスが収納できるスペースが確保され、スクリーンを手動で5段階に調整できます。カラーは、デジタルシルバーメタリックとキャンディークロモスフィアレッドの2色展開。
海外仕様のモデルと比較すると、少しコンパクトになって発売となりました。
X-ADV(欧州仕様車)
全長×全幅×全高:2,245mm ×910mm ×1,375mm
軸間距離:1,590mm
シート高:820mm
車両重量:238kg
燃料タンク容量:13.1L
アドベンチャーモデルは、シート高によっては足つきが悪く、乗ってみたい!と思っていてもチャレンジしにくい場合もあります。しかし、シート高820mmから790mmとなっているので、これなら、女性にも楽しんでもらえるモデルではないでしょうか。
もう1台スクータータイプのモデルではないですが、新しくローダウンして乗りやすくなったのが、CRF1000L Africa TwinのTYPE LD。
シート高が通常870〜890mmなのですが、TYPE LDモデルでは810〜830mmとなり、燃料タンク容量24L、車両重量243kgなのです。これなら荷物も積み放題で、どこへでも行けそうな気がします。
「X-ADV」のスペック
全長×全幅×全高:2,230mm ×910mm ×1,345mm
軸間距離:1,580mm
シート高:790mm
車両重量:238kg
燃費:40.0km / L(60km / h)
総排気量:745㏄
最高出力:40ps / 6,250rpm
最大トルク:68N・m / 4,750rpm
燃料タンク容量:13L
価格:1,236,600円