バイクを購入するにもまとまったお金が必要ですし、ローンを組むのも抵抗がある人は多いでしょう。
そんなあなたに朗報です。
バイク製造の大手メーカーホンダのバイクを無料で利用できるサービス「HondaGO BIKE STAND」がスタートします。
今回の記事ではHondaGO BIKE STANDはどのようなプロジェクトなのか、どこで利用できるかについて解説していきます。
HondaGO BIKE STANDってなに?
HondaGO BIKE STANDとは2019年8月にホンダから発表された新しいサービスです。
近年、日本国内での二輪車に触れる機会や二輪運転免許の取得者数が減少しており、二輪車業界が縮小している傾向にあります。
そこでホンダは特に若者に着目してSNSなどを通じて二輪車業界を発展させてもらおうと、ホンダは無料バイクレンタルサービス「HondaGO BIKE STAND」をスタートすることになりました。
HondaGO BIKE STANDはホンダが提供するサービスですので、街中にあるホンダの販売店で利用できそうなイメージがありますが、残念ながら一部の施設でしか借りられない点に注意が必要です。
HondaGO BIKE STANDはどこで利用できる?
HondaGO BIKE STANDを展開している施設は、HondaGO BIKE STANDがまだ立ち上げられたばかりなので一部の施設でしか利用できません。
HondaGO BIKE STANDが利用できる施設は、福島県耶麻郡にある「天神浜オートキャンプ場」、京都府京都市南区東九条にある「ホテル アンテルーム 京都」、そして神奈川県鎌倉市の『材木座テラス』の3施設です。
いずれも観光やアウトドアなどを楽しむ施設ですので、現地周辺や旅先の移動に使用したり、ドライブに利用することになります。
また、ホテル アンテルーム 京都に設置される無料貸し出しバイクは通常の車両とは違い、アーティストが特別にカラーリングしたアートバイクが展示され、通常では味わえないバイク体験ができるのも特徴です。
もちろん利用料金はいずれの施設でも無料で使用できるのでコスト面での心配はなく、観光とバイクを両方気軽に楽しめます。
HondaGO BIKE STANDで利用できる車種は?
HondaGO BIKE STANDで利用できる車種はプロジェクトが立ち上げられたばかりなので、現段階では「ジョルノ」と「クロスカブ」の二種類のみです。
ジョルノとクロスカブはいずれもホンダが販売するバイクの中でも人気のある車種で、いずれも原動機付自転車(原付)なため普通自動車免許を持っていれば問題なく運転できます。
もちろん普通自転車免許ではなく、原付免許さえあれば運転ができますが、HondaGO BIKE STANDを利用するには20歳以上でなければ利用できない制約がありますので、高校生の利用ができない点には注意が必要です。
また、HondaGO BIKE STANDで利用できる車種は冒頭でもお伝えしましたが、ジョルノとクロスカブの二種類のみなので、原付以上の車両がありません。
今後、HondaGO BIKE STANDが軌道にのって多くの施設や店舗で展開されるようになれば、原付以上の排気量のバイクも設置されることが期待されるでしょう。
まとめ
バイクを普通に借りようと思えば、原付だけでも5,000円支払わないと借りられないのでコスト面が非常にネックになります。
5,000円は一般的な金銭感覚からすると高い部類に入りますから、なかなか手が出せませんが、無料でバイクが借りられるHondaGO BIKE STANDは画期的なサービスといえますよね。
参考-写真AC
HondaGO BIKE STANDが利用できる施設にお出かけのご予定があれば、ぜひ利用されてみてはいかがでしょうか。
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