カワサキのフラッグシップ・モデルとして君臨する「Ninja H2R」。公道走行不可のクローズドコース専用車両でありながら、これだけの注目を集めるモデルというのは、異例中の異例ではないでしょうか?
そんなワケで当サイトでは「Ninja H2R」2017年モデル国内仕様についても、バッチリご紹介しておりますし……
昨年、世界限定120台にてリリースされると発表された「H2R」をベースにカーボン外装を纏ったモデル「Ninja H2 Carbon」もご紹介しています。
カワサキ「Ninja H2R」2018年モデル
さて、コチラが目出度く2018年モデルの販売が公式発表された「Ninja H2R」2018年モデルです。
ご覧の通り、ライムグリーンの美しいトレリスフレームに、倒立フォーク&片持ちリアアームという車体構成。
エンジンは、総排気量998ccの水冷4ストローク並列4気筒DOHC4バルブ。ラムエア加圧時の最高出力は240kW(326PS)/ 14,000rpm!
ボディカラーは”ミラーコートブラック×リアルカーボン”。これは2017年モデルと変わりありません。
実を申しますと、今回の公式リリースでは2017年モデルからの変更点は一切触れられておらず……スペック表を見比べる限り、2017年モデルから変更なし、であると思われます。
そうは言っても、このご時世です。どれほど魅力的なモデルでも儲からなければ継続が困難な時代。「Ninja H2R」の販売が続くのは喜ばしい限りです!
気になる発売日と価格は……
「Ninja H2R」2018年モデルは、2017年9月5日(火)~2017年11月30日(木)の期間限定の受注販売となります。取扱指定店は、株式会社カワサキモータースジャパンのホームページにて公開されていますので、欲しい方は本記事末尾の参考欄よりご覧ください。
そして車両本体価格(消費税込み)ですが……594万円。付属品としてタイヤウォーマー・レーシングスタンドを含む。ちなみに、この価格、2017年モデルから変更ありません。
「Ninja H2R」2018年モデルのスペック
- エンジン種類 / 弁方式:水冷4ストローク並列4気筒 / DOHC4バルブ
- 総排気量:998cc
- 内径×行程:76.0×55.0mm
- 圧縮比:8.3
- 最高出力:228kW(310PS)/ 14,000rpm
- ※ラムエア加圧時:240kW(326PS)/ 14,000rpm
- 最大トルク:165N・m(16.8kgf・m)/ 12,500rpm
- 過給機:遠心式スーパーチャージャー
- フレーム形式:トレリス
- 懸架方式(前):テレスコピック(倒立、インナーチューブ径43mm)
- 懸架方式(後):スイングアーム
- ブレーキ形式(前):デュアルディスク 330mm(外径)
- ブレーキ形式(後):シングルディスク 250mm(外径)