3気筒モデル「F3 RC」で世界に衝撃を与えたMV AGUSTAが、ミラノショーを前に4気筒のホモロゲモデル「F4 RC」を発表しました。
今回も速報的にお伝えしましょう!
MV AGUSTA F4 RC
「F3 RC」の記事でも書きましたが、”RC”とはイタリア語の”Repalto Corsa”の略、英語にするとRacing Departmentの意味。公式サイトではデザインと機能を”RC”が開発したことによるネーミングであり、単なるレプリカバイクではないと強調しています。
WSBKのホモロゲーションのために製造されるのが、公道走行可能ながら(ほぼ)レーシングモデルの「F4 RC」。超ショートストロークの直列4気筒1,000ccエンジンは、公道仕様の最高出力151kW、レース仕様では158kW / 13,600rpm!
フレームはMV AGUSTA と言えばのクロモリ製トレリス。カウルで覆われてしまって見えないのが残念! 続報では裸体をお届けしまっす!
エグゾーストシステムは、SC-Projectのフルチタン製を奢ります。
フロントフォークは窒化チタンコーティングが施されたオーリンズ倒立。ブレーキは320mmディスクにブレンボGP4ピストンキャリパーの組み合わせ。
リアアームはMV AGUSTA の代名詞と言える片持ちで、リアショックはフロントと同じくオーリンズのTTX。リアブレーキは210mmディスクに4ピストンキャリパーが装備されます(メーカー不明)。
クイックシフターのほか、ABS、RLM(Rear wheel Lift-up Mitigation)、それにMV AGUSTAの電子制御システムMVICS (Motor & Vehicle Integrated Control System)の新バージョン2.0を搭載。8レベルのトラクションコントロール調整が可能となっています。
実車のお披露目はミラノショーを待て!
眼が眩みそうなほど美しく、何より速い「F4 RC」。製造台数は世界限定250台。お値段は今のところ未公表ですが、普通の人には(性能面でも)買えないですしょうね…。
実車のお披露目はミラノショーということで間違いないでしょう。続報が入りましたら、当サイトでご紹介しましょう!